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2023.07.29
サッカー

【サッカー部】村上が怒涛の4得点!今季初の3連勝達成

JR東日本カップ2023 第97回関東大学サッカーリーグ戦3部


第10節 VS共栄大学体育会サッカー部


7月29日(土) 18:00Kickoff


@共栄大学サッカーグラウンド(埼玉県春日部市)


専大 1–0 共栄大


〈試合前情報〉

前節は國學院大と対戦。前半9分に山本のゴールで先制すると、1点を守り切り今季2度目となる2連勝を達成した。

専大は11節、今季初の3連勝を目指し共栄大と対戦。


直近のリーグ戦からのスタメン変更はなし。


以下、スターティングメンバー

GK 1 大野 来生 (法4・成立学園)

DF 2 一丸 大地 (法3・東海学園)

DF 19 平川 佳樹 (法1・流通経済大柏) 後半40分 OUT

DF 15 松村 厳 (法3・松商学園)

DF 12 志村 ぼん(経済1・韮崎)

MF 14 藤井 瑛斗 (商3・大津) 後半40分 OUT

MF 29 山下 晶大 (経営3・専大松戸) 後半23分 OUT

MF 8 浦川 流輝亜 (文4・青森山田)

FW 10 村上 千歩 (商4・東海学園) 

FW 11 山本 隼大 (経済3・名古屋) 後半29分 OUT

FW 13 情野 依吹 (経営3・日大山形) 後半23分 OUT


途中出場

FW 7 松永 颯太 (経済4・清水桜が丘) 後半23分 IN

FW 22 貝賀 鼓太郎 (経営2・宇都宮短期大学附属) 後半23分 IN

MF 17 米山 導 (経済3・横浜) 後半29分 IN

DF 3 東海林 泰地 (法4・清水桜が丘) 後半40分 IN

MF 20 棟方 豪郎 (経済3・昌平) 後半40分 IN



〈戦評〉

3連勝を狙う専大は序盤からボールを握る。サイドを中心に攻撃を組み立てると、前半35分には山本のシュートを村上が押し込み待望の先制点を奪取。前半終了間際にはコーナーキックのピンチが訪れるが、これを跳ね返し1-0で前半を終える。後半は立ち上がりから専大ペースで試合が進み、後半12分には一丸のクロスに山下が頭で合わせ追加点を奪う。勢いに乗る専大は23分に山本のクロスに村上が合わせ3点目を決めると、33分にはコーナーキックからまたしても村上がゴールネットを揺らしハットトリックを達成。その後も試合を支配し、後半39分には途中出場の松永が得たPKを村上が沈め、5-0で勝利。今季初の3連勝を達成した。


〈試合展開〉

夏季全勝を目指す専大が積極的なゲームメイクを見せた。キックオフ直後にGK大野のロングボールを山本が収めいきなりCKを獲得。その後もボールを支配し、浦川のサイドチェンジや右サイド山本の縦突破など、サイドを中心に攻撃を展開していく。前半31分には山本のクロスのこぼれ球に反応した山下がダイレクトボレーを放ち、チャンスを創出した。これは惜しくも相手GKに阻まれたが、4分後の35分、再び決定機が訪れた。浦川がペナルティエリア内へ放った浮き球を山本が収め、シュートを放つ。GKのセービングによってこぼれたボールを村上がゴール左へ流し込み、先制点を奪った。


▲先制点を決め喜ぶ村上


先制後も最終ラインからのビルドアップが機能し、浦川、藤井らが中盤を支配。MFがボールをサイドへ散らし、SBのクロスからチャンスを作り続けた。前半終了間際には45分、48分と立て続けに相手にCKを与えるも、これを跳ね返しリードを保ったまま前半を終えた。


▲コーナーキックを蹴る浦川 正確なキックで攻撃を活性化させた


後半もさらなる追加点を狙い前線の立ち位置を変更。両WG山本と村上のポジションを入れ替えたまま試合へ臨んだ。後半開始直後には左サイドとなった山本が力強いドリブルで敵陣に切り込み、左サイドへ走りこんだ浦川がペナルティエリア内の情野へクロスを供給。立ち上がりから決定機を作り出した。後半7分には共栄大にセットプレーから決定機を作られるが、以降は堅固な守備で相手にチャンスを与えない。そして13分、左右にボールを散らしたことで空いたスペースから右SB一丸がアーリークロスを放つと、ペナルティエリア内で山下が鮮やかなヘディングで反応。このシュートがゴール左隅に決まり、2点目を奪った。


この得点で流れを掴んだ専大はさらに攻勢を強め、23分には松永と貝賀を投入し前線の活性化を狙う。すると交代直後に右サイドを抜け出した山本のクロスに反応した村上がヘディングシュートを決め、3-0とさらに点差を広げた。


3点のリードを得ても勢いは止まらない。山本に代えて米山を投入すると、前線の流動的なポジショニングを活かしてサイドを攻め続ける。33分には村上が右サイドを抜け出しCKを獲得。キッカー藤井の蹴ったクロスに合わせた平川がヘディングシュートを放つと、これを村上が逸らし4点目を奪取した。


その6分後、さらなるチャンスが訪れる。CB松村のロングフィードをペナルティエリア内で受けた松永が相手GKと接触しPKを獲得。これを今日ハットトリックと波に乗る村上がゴール右隅に沈め、5-0とした。


▲変幻自在な位置取りでチャンスを作り続けた村上 10番に見合う活躍を見せた


無失点で試合を終えるため、後半40分には東海林と棟方を投入し守備を強化。ベンチからも増田ヘッドコーチの指示が飛び、チームを引き締める。そして最後まで共栄大の攻撃を跳ね返し、無失点のまま試合終了。村上が4得点と怒涛の活躍を見せ、5-0の大勝を飾った。



専大 5-0 共栄大


得点者 専大 村上×4、山下


試合後インタビュー

村上 千歩


試合を振り返って―

「しっかり得点を決めることができてよかったと思います。まだまだミスも多いので、もっとターンやランニングの質を上げて、さらに上のレベルでも通用するよう修正していきたいです」


得点王について―

「得点王と二桁得点はシーズンはじめから狙っていたので、ここから波に乗っていきたいと思います」


次節へ向けて―

「リーグ戦中断までの残り2試合を全勝で終えられるように、得点を狙っていきたいと思います」


▲4得点の大活躍を見せた村上 一気に得点ランキング2位に躍り出た


次節は8月5日に東京学芸大と対戦する。



文=山縣龍人(法4)

写真=佐藤亮平(経済3)