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〈第42回東日本バレーボール選手権大会=6月21日 荒川区総合スポーツセンター 専修0-3東海〉
▲悔しい敗戦となった
東日本インカレが開幕した。専大は2回戦からの出場で昨年王者東海大学と対戦。第1セットから甲斐孝太郎(文4・日南振徳)の破壊力のあるスパイクで得点を重ねていくも、常に相手が先行して展開が進む。終盤には1点差まで迫るもそこから詰めることができず、22-25で落とした。第2、第3セットも一時は逆転する場面もあったが、サーブミスが重なり、また攻撃パターンも読まれ始めて流れをつかめず、20-25、23-25で落としセット数0-3。王者にストレート負けを喫し、2回戦で大会を去った。
第1セットスターティングメンバ―
OH:#19堀内、#5山崎
MB:#25新居、#16千葉
OP:#1甲斐孝
S:#13井出
L:#21水野
第1セットは、序盤から相手のブロックに苦しみ2-6と4点を離される。しかし、春リーグで最多得点185を記録した甲斐がスパイクを立て続けに決め、9-10と1点差まで迫る。その後も攻撃では堀内大志(文2・日南振徳)、山崎仁(商4・駿台学園)がレフトからスパイクを打ち込むも、守備では相手のブロックアウトを狙う攻撃をカバーできない。終盤でも1点差をめくることができず、22-25で落とした。
▲プッシュをする山崎
▲水野は相手のスパイクに素早い反応を見せた
第2セットは甲斐のスパイクで先制すると、序盤は専大がリードする展開となる。しかし山崎、堀内のサーブミスで逆転を許すと、相手のスパイク、ブロックに苦戦し、3連続失点で11-16と5点差をつけられる。その後もサーブミスが続き流れを作れず、20-25で第2セットも落とす。第3セットでも一時は勝ち越す場面もあったが、相手の幅広い攻撃に終始対応できず23-25。昨年王者の壁を崩せず、2回戦で敗退した。
▲相手の多くの攻撃パターンに苦戦した
▲試合を終えた選手たち
甲斐は「ミスが多発し相手の勢いに飲まれ、自分たちのプレーができなかったことが敗因。今後はサーブを強化し、ミスの少ないチーム作りをしていきたい」と話した。また甲斐は7月28日から中国で開催されるFISHワールドユニバーシティゲームズの日本代表に選ばれた。大会へ向け、「日本代表として恥じないプレーをして、チームに貢献できるように一戦一戦頑張りたい」と意気込んだ。
文=北原倖多(文2) 写真=髙野葵葉(文2)