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関東大学春季大会の最終戦、対日大が6月14日専大伊勢原グラウンドで行われた。ここまで両チームともに無敗で迎えたこの一戦は、専大が25-12で勝利し見事全勝優勝を決めた。
〈スターティングメンバー〉
1.小俣 勇也(経済4・吉田高)
2.中野 勝太(商2・東福岡高)
3.古屋 篤史(経済3・日川高)
4.笹山 大(商4・常翔学園高)
5.南都 陸央(商3・秋田中央高)
6.吉國 貴一(経営2・常翔学園高)
7.松土 治樹(経済2・日川高)
8.徳田 隆之介(経営2・東福岡高)
9.古川 浩太郎(商3・東福岡高)
10.工藤 朗仁(経済3・小倉高)
11.上田 龍之介(経済3・日川高)
12.水野 佑亮(商2・法政二高)
13.山崎 翔(経営3・國學院久我山高)
14.池田 大芽(経営2・秋田中央高)
15.田辺 雅文(経営3・長崎北陽台高)
試合は開始4分、ラインアウト後のモールから吉國が押し込み先制する。しかしここから波に乗り切れない。試合後に村田監督は「前半は風下であり我慢の時間だった」と語る。再三再四、味方陣地へと攻め込まれる苦しい展開が続き、前半の22分にはトライを許してしまう。その後も猛攻を受け、味方の必死のタックルでなんとか凌ぎきるという展開が続くが、終盤にもトライを奪われ5-12で前半を折り返す。
後半は一転し専大ペースの試合運びとなる。6分に徳田がトライを決めると、田辺がきっちりとゴールを成功させ同点に追いつく。22分には池田と田辺が繋ぎ、最後は池田のキックを田辺がキャッチしそのままトライ。その後も得点を積み重ね、終了間際には工藤が相手の一瞬の隙を突きドロップゴールを成功させ、これがダメ押し点となり試合終了。結局、後半は無失点に抑えることとなった。
▲トライを決める田辺(撮影=木村)
▲勝利へ向けてボールを運ぶ(撮影=木村)
以下、試合後のコメント
村田亙監督
「前半はギリギリまでイーブンで耐えていたが、最後に綺麗に決められてしまった。しかし十分に逆転できる点差に抑えられたことは良かった。後半は風上であることを利用し優位に立てた。バックスにミスが目立ったが、その分もフォワードが頑張ってくれていた。最後のドロップゴールはよく自分たちで考えたなと。選手たちの成長を感じたね。秋のリーグ戦に向けてはさらにフィジカルを強くしていきたい。目標はもちろん大学選手権出場です。」
小俣勇也主将
「前半は先制点こそ取れたが、波に乗り切れなかった。後半もミスが目立ったが自分たちのラグビーができてよかった。体の大きい日大を相手に、低いタックルで攻めていこう練習のたびに意識しており、それがしっかり出来ていた。」
(木村 健人・商2)