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2015.05.10
バレー

【バレー部】早大から1セット奪うも敗北

5月10日、日体大健志台キャンパス米本体育館にて春季関東大学バレーボールリーグ戦第7日が行われた。専大は#1藤中、#2高橋を日本代表、ジュニア代表で欠くなか、#8冨田、#13小森の「ダブルレフト」で次々と得点するも、早大の攻撃を止められずに敗北となってしまった。

 

 

専大1(19-25、26-24、23-25、18-25)3早大

 

 

スタメン

#2(センター)柴田康暉(経営4・佐賀商高)

#4(センター)小林之紘(経済4・創造学園高)

#8(サイド)冨田直人(経済3・東亜学園高)

#13(サイド)小森郁己(経営2・佐賀商高)

#16(リベロ)平原隆也(経済2・都城工高)

#17(リベロ)井上創太(経済2・東福岡高)

#20(セッター)為我井太也(文1・東亜学園高)

#21(サイド)伊藤貴義(法1・宇部商高)

 

 

第1セット、#13小森のスパイクが決まり、このままスタートダッシュを決めたい専大であったが、すぐさまブレイクを許してしまう。その後は相手のサーブミスなどにも助けられながら得点していくものの、サイドアウトが続く展開になる。10-10となったところで#13小森のスパイクが決まるものの、その後またもやブレイクされてしまい波に乗れない。セット終盤になると攻撃でのミスなども増え、19-25でセットを先取されてしまう。

 

 

第2セット、ベンチは#21伊藤に代え、#5川端修(商4・開智高)を起用する。序盤は相手にサービスエースを決められるなどして追いかける展開となるが、6-6から#8冨田の連続得点で逆転する。冨田が「川端さんが出てレシーブが安定した」と語るようにその後レシーブから攻撃につなげて得点していく。迎えた20-20の場面では#13小森がスパイクを決める。しかし、連続失点でベンチはタイムアウトを取る。タイムアウト後、ピンチサーバーで出た#15船倉拓登(商2・清風高)のサーブで相手を崩し、#13小森の1枚ブロックが決まり、24-22と3連続得点でセットポイントを向かえる。しかしここから連続失点してしまい追いつかれてしまう。しかし、ここからは足踏みはしなかった。#8冨田のスパイク、#13小森のサービスエースが決まり26-24とセットを取った。

 

 

第3セット、相手に先制されるも、#13小森のスパイク、#2柴田のクイックでブレイクする。しかし次の攻撃で何度もスパイクを打つが早大の堅い守備に阻まれ失点。その後早大にフェイントを決められるなどして苦しい展開となるが、#8冨田のバックアタック、#4小林の1枚ブロックなどが決まりなんとか食らいつく。そして、11-11の場面、何度も相手のスパイクを拾い、#13小森が得点しブレイクに成功する。その後はサイドアウトが続き16-16となる。しかしここから連続失点してしまい流れは早大に傾く。ピンチサーバーで#10平安山華竜(経済3・西原高)を起用するも相手を崩せず、23-25でセットを落とす。

 

 

第4セット、なんとしてもセットを取り最終セットまでもっていきたい専大であったが、連続失点からのスタートとなってしまう。その後、#2柴田のクイック、#8冨田のバックアタックなどで得点するも相手の攻撃を止められない。中盤は#8冨田の強烈なサーブから相手を崩しブレイクする場面もあったが、流れは専大に傾かない。終盤はこれまで好調だった#13小森のスパイクが止められるなどして得点は伸び悩んだ。18-25でセットを連取され、セットカウント1-3で敗れた。

 

 

藤中、高橋が不在のなか、#8冨田、#13小森を中心に全体的に攻撃は組み立てられたように見えたが、守備の部分で苦しんだ。リーグ前半戦の最後の2戦は連勝できていただけに今日の試合は勝ちたかった。ここからまずは連敗しないで、次戦日体大に勝ち、その後連勝といきたいところだ。

(阿部 理志・文3)

 

 

 

 

 

以下はコメント

 

 

吉岡監督

「いくらか勝負はできた。途中から小森の集中力が切れてしまった。今日の試合は要である小森がレシーブで狙われると分かっていたから守備を固めたが、うまくいかなかった。そんななかではサイドの選手が頑張ってくれたことは良かった。」

 

 

小林選手

「ブロックが決まったのは、1週間対早稲田大戦の対策をしてきた成果だと思う。スパイクは大事なところでワンタッチをかけられ、まだ大事なところで決め切れていない。今日の試合はチームの柱が数人抜けたなかで、他のチームと戦え、セットを取ることができたのはプラスだった。来週も今日と同じメンバーで戦うことになると思うが、バランスよくチームでまとまって柱がいない間に他の選手が成長して行きたい。」

 

 

冨田選手

「藤中さん高橋さんがいなくてもここまでやれたということは自信になった。ただ、サーブミスが多かったところなどは改善しなければいけない。試合前は監督から小森と両レフトでしっかり打てと言われた。チームみんなでフォロー入ってくれたこでちゃんと打てたと思う。第1セットは伊藤が出て、レシーブ面とサーブミスが多かったが、第2セットは川端さんが出てレシーブがよくなってセットを取れた。このメンバーは前のメンバーにはない良さはあるが、高さの面がどうしても足りない。藤中さんのサーブレシーブのありがたみも今日痛感した。最後の2戦まで藤中さんと高橋さんはいないが、その分自分が決めるということを意識していきたい。次戦の日体大は拾ってくる良いチームだが、拾い負けしないでスパイク、サーブでも攻めていきたい。」

 

 

小森選手

「レシーブを狙われた感覚はあったが、それでもあげられなかった自分の実力不足。スパイクやサーブは今日ぐらいではまだ勝てないし、チームの主力が抜けたことで全体の攻撃力が落ちた。みんなでカバーしていかないといけない。来週もレシーブを拾って繋げていくしかない。」