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2015.05.05
バスケ

【男子バスケットボール部】ベスト8をかけ明大と接戦を繰り広げるもものにできす惜敗



 5月5日、第64回関東大学バスケットボール選手権大会が行われた。専大は明大和泉キャンパスにて先月行われた京王電鉄杯で敗れた相手である明大と対戦。ロースタートの立ち上がりとなったが巻き返し、ブザーの鳴るギリギリまで続くシーソーゲームとなった。

 

 

《スコア》

 

専大73(13-16, 17-24, 20-14, 23-20)74明大

 

《スターティングメンバー》

#11 秋山熙(経営2・東海大浦安高)

#6 渡辺竜之佑(経営3・福岡第一高)

#24 田代直希(商4・東海大浦安高)

#7 國分大輔(経営3・名古屋大谷高)

#32 野口夏来(経済1・福大大濠高)

 

 

 第1ピリオド序盤は相手のホームということもありなかなか流れがつかめない。無得点0-10で迎えた開始5分、交代で入った#13石上潤(経済4・浜松商高)の3Pシュートを皮切りに2分#11秋山が3Pシュートを決め専大のテンポの良い攻撃が始まる。後3点まで迫ったところで第1ピリオド終了。


 第2ピリオド、開始30秒足らずで#11秋山が3Pシュートを決め同点に。しかしすぐに失点を許してしまう。パスの繋がりも悪くなり、3分半、10点差をつけられたところで専大がタイムアウトをとる。タイムアウト直後#65佐々木健登(商2・能代工高)がドライブを決める。4分半#24田代、#65佐々木のアシストによる#32野口のシュートが決まり再び一桁点差にする。そして、5分#24田代がアンスポファールをもらい、フリースロー1本と3Pシュートを決め、4点差まで詰め寄る。しかし、またもや再び引き離され10点差をキープされたまま前半終了。


 第3ピリオド開始15秒#6渡辺がシュートを決める。その後互いに譲らず激しい戦いを繰り広げるが点差はなかなか縮まらない。8分専大によるタイムアウト後#24田代が3Pシュート、速攻が決まり4点差にする。50-54で最終ピリオドへ。


 第4ピリオド開始早々リバウンドを奪った#65佐々木のアシストから#11秋山がミラクルシュートを決める。その流れに乗り#6渡辺がレイアップを決め同点に追いつくも、その後すぐに失点を許し、逆転とはいかない。6分、#11秋山が相手のディフェンスを突破しレイアップを決めるが、またしても直後に失点してしまう。しかし、5分#24田代の3Pシュートが決まり61-60と逆転に成功する。このまま流れに乗るかと思いきや#2齋藤拓実(明大2・桐光学園高)も3Pシュートを決めてくる。負けじと#24田代が再び3Pシュートを決め64-63とまたもやひっくり返す。5分半、フリースロー2本を#2齋藤に確実に沈められ64-65。7分半#24田代のドライブが決まり三たび逆転。そして、#65佐々木がブロックを魅せ失点を防ぐと、8分#11秋山のフリースローで追加点を重ね68-65とリードする展開となる。8分半#65佐々木のファールを受け専大によるタイムアウト。フリースローを決められ68-67に。その後#24田代が3Pシュートを決め、71-67と4点差まで離すものの、直後、#50伊澤実孝(明大4・愛産大高)に3Pシュートを決められ1点差に。さらに、残り26秒#2齋藤に失点を許し71-72。ここで専大による最後のタイムアウト。ラストワンプレーで決めようと気合を入れ、始めようとしたところで明大によるタイムアウト。試合再開後、#11秋山のファーストパスを#2斎藤にカットされてしまう。ファールゲームに持ち込みたい専大は#24田代がファールをするが、これがアンスポになってしまい、#2齋藤にフリースローを決められ71-73、フリースロー後も明大ボールになり、勝利の風は風前の灯になってしまう。残り3.9秒必死のディフェンスでファールを重ね再び#2齋藤のフリースローへ。2本中1本を決められ71-74。#65佐々木のリバウンドから#24田代が3Pシュートを放つも入らず、リバウンドを拾った#6渡辺がブザービートを決め試合終了。最後の最後まで粘りをみせるも73-74と悔しい結果となった。

(商2・斉藤葵)

 


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▲#24田代は3P5本を含む27得点を記録し、チームをけん引した。(撮影=阿部理志)



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▲#11秋山は17得点3スティールと活躍した。(撮影=阿部理志)

 

 

以下はコメント

 

 

佐々木優一監督

「ゲームの入りのところは昨日のファーストブレイクをどれだけ意識できるかというところだったが、ディフェンスが安定できなかった。特定の選手にやられ続けてしまったのも良くなかった。ディフェンスは終始集中するということを徹底していかなければならない。連戦で疲れもあるのかもしれないが相手も同じなので言い訳にならない。今日の負けは悔しいが明日どれだけ切り替えられるか。プラスのことをしっかりとらえていきたい。1部同士だと接戦になるがそれをものにしていかなくてはいけないと思う。今日をいい経験にしたい。明日はチーム力で闘いたい」

 

#6渡辺選手

「今日は走り負けてしまった。体力でも負けていたと思う。オフェンスでは田代さんに任せっきりになっていて自分は見ているだけだった。絶対に3Pを打たせてはいけないところで打たせてしまったところと、リバウンドを取られてはいけないところで取られてしまったところが敗因。自分たちが我慢すれば勝てる試合だったと思う。明日も諦めず全力で勝ちたい」

 

#65佐々木選手

「最後の相手の3Pを止められたら勝てたし、いらないオフェンスファールもあった。そこは選手同士でコミュニケーションをとらなければいけなかった。今年は個人的には昨年よりもオフェンスで攻める意識を高めてやっている。ドライブやシュートも積極的に打ってみようとはしている。チームはもっと速攻を増やして、ディフェンスから速攻の形をしていくと勝ちにつながると思う。一戦一戦課題を持って戦いたい。」