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4月11日、早稲田大学戸山キャンパスにて、2015年度春季関東大学バレーボールリーグ戦の第1日目が行われた。各校が新体制で挑むこの春季リーグ戦。専大は2015年度全日本男子バレーボールチーム・龍神NIPPONの登録メンバーに選ばれた藤中謙也(経営4・宇部商高)が主将を務める。昨年の秋季リーグ戦に引き続きリベロは平安山華竜(経済3・西原高)と平原隆也 (経済2・都城工高)の2人体制で安定をはかる。さらに、セッターには高い位置でボールを取れる1年生の酒井駿(商1・東山高)を起用した。初戦の相手は、部員数が多くスタンドからの応援が熱い国士舘大。昨季の対戦時は専大がストレート勝ちを収めたが、今回は試合の流れをなかなか掴むことができずストレートで負けてしまい悔しい結果となった。
専大0(22―25、17―25、18―25)-3国士舘大
スターティングメンバー
#1 藤中謙也 (経営4・宇部商高)
#3 高橋拓也 (経済4・東亜学園高)
#4 小林之紘 (経済4・創造学園高)
#8 冨田直人 (経済3・東亜学園高)
#10 平安山華竜(経済3・西原高)
#13 小森郁己 (経営2・佐賀商高)
#16 平原隆也 (経済2・都城工高)
#19 酒井駿 (商1・東山高)
第1セット、小森、冨田の連続得点でスタートし高橋の力強いアタックで相手をねじ伏せる。しかしサーブやブロックにミスが出始め国士舘大との点差も徐々に開き始める。主将でありエース藤中のアタックなども決まり大差にはならなかったが、22―25とセットを落としてしまう。
第2セット、アタックが相手のブロックにも捕まり苦しい状況が続くが、小林の速攻アタックで点を重ねる。中盤、酒井にかわり舩倉拓登(商2・清風高)がセッターを務める。しかし流れは変わらずこのセットも獲得することができなかった。
第3セット、相手のミスや高橋、冨田のアタックでシーソーゲームが続く。しかし国士舘大も勢いづき、専大は最後まで流れを掴めないまま試合が終了した。
(宇佐美春那・文2)
コメント
吉岡監督
「セッターは元々1年の酒井に任せるつもりで今日に臨んだが、思ったよりも頭が真っ白になっていた。冨田にも期待していたが今日の状態は予想外だった。藤中にも拾って繋いだボールを決めるのがエースだということを分かって欲しい。リズムに乗れないからスパイカーが打てないしブロックもできない。練習試合では中大にも勝てていていい状態で来ていると思ったが、それをいかにコート上で発揮できるかだと思う。今後、また(昨年の春季リーグの様に)厳しい戦いになっていくと思う」
藤中主将
「(今日の試合では)すべて相手にやられたという感じだった。先手先手を取られて、リズムを崩してミスが多くなってしまった。昨年までを見ると国士舘大は格下の相手だったのだが、自分たちが余裕を持って戦えなくて、逆に点数を離されていったというところがストレスになってしまったと思う。今後は1試合1試合内容にこだわってやっていきたい」
小森選手
「出だしミスをして流れを掴めなかった。これからしっかり1つ1つ勝って優勝を目指していきたい」
平原選手
「新チームでの初試合だったがムードがあまりよくなく練習でのいい雰囲気を出せなかった。平安山さんと2人でリベロをやることで自分の得意なサーブキャッチに専念できるので安定したボール運びができる。開幕戦は負けてしまったが、明日の試合から全勝していきたい」
酒井選手
「高校とは違う雰囲気に緊張してしまったが、5点目くらいから徐々に慣れていくことができた。しかし、得点を取っても盛り上がらず雰囲気を変えることができなかった。明日は走り回ったり、声を出したりとできることをやっていきたい」