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5月26日に2019年度全関東ジムカーナ選手権大会が静岡県駿東郡・富士スピードウェイのジムカーナコースで行われた。レースには主将の茨木湧大(経済4・長野日大高)、加藤優吾(文4・深沢高)、松阪凌志(経済4・荏田高)の3人がチームとなり出場。専大は合計タイム3分14秒で21チーム中6位となり表彰。9月1日に開催される全日本学生ジムカーナ選手権大会への出場権を獲得した。
▲賞状を持ち、笑顔の3人(左から加藤、茨木、松阪)
ジムカーナとはモータースポーツの競技の1つである。舗装された路面に任意に設定されたコースを競技車両が滑走し、いかにタイムを縮めることができるかを競うものだ。コースにあるパイロン(カラーコーンのようなもの)に車体がぶつからないように、指示通りにS字に上手く避けたり360°にターンしたりとドライバーの腕が試される。
全関東ジムカーナ選手権大会は3人が1チームで出場し、各々2回滑走するうちで最も速い個人のタイムの合計で競われる。
今大会の秒数追加は以下の通りである。
・反則スタート:5秒追加
・パイロンタッチ:1個につき5秒加算
・コース脱輪:1輪につき1回5秒加算
・誘導路内、パドック内徐行違反、誘導路内以外走行:5秒加算
・ゴール後完全停止違反(完全停止が義務の場合):10秒加算
気温が非常に高くなり、路面のコンディションにも注意しなければならないなか、今大会ではは例年にないほどの難易度の高いコースを走ることとなり、ミスコースをしてしまう大学も多数。大波乱のレースとなった。
《第1走目》
▼加藤優吾 ミスコース
▼松阪凌志 タイム 1:07:76.8
▼茨木湧大 タイム 1:04:32:4
《第2走目》
▼加藤優吾 タイム 1:06:41.7
▼松阪凌志 タイム 1:04:20.2
▼茨木湧大 タイム 1:02:93:0
競技者のコメント
第1走者 加藤優吾
―大会を振り返って
自分のミスから始まってしまい、悪い雰囲気になってしまいました。でも、そこで諦めず何とかタイムを残すことができてよかったです。
―1走目では惜しくもミスコース。どのようにして気持ちを切り替えましたか?
なんとしてでもタイムを出そうと諦めないで気持ちを強く持つようにしました。
―全日本学生に向けて
大会前から全日本に出るという目標があり、叶えることができてよかったです。自そこで分はジムカーナ現役最後の試合となるので、自分たちが最初の一歩を踏み出して後輩に専大自動車部を託していくことができたらいいなと思います。
第2走者 松阪凌志
―大会を振り返って
去年も走りましたが、今年は去年に比べて部員全員が「さらに上を目指したい!」という気持ちが強かったように感じます。プレッシャーも大きく選手たちは緊張したと思いますが、ミスなく終わることができてよかったです。
―2走目で心がけたことは?
1走目は「ミスコースをしない!」ということを意識しすぎてしまいました。慎重になりすぎて攻めた走りができませんでした。1走目でタイムが残り緊張が解けたことで2走目はギリギリを攻めることができる走りができ、結果としてタイムが上がりました。
―全日本学生に向けて
全日本はやっぱり華がありますし、自分もずっと出たいと思っていた大会だったので出場が確定してとても嬉しいです。気負うことなく練習を頑張っていきたいです。
第3走者 茨木湧大
―大会を振り返って
今年の練習量はどの大学にも負けてないくらい多かったと思います。4月中旬から大会日まで毎週欠かさず練習に励みました。皆頑張ってくれて、2走目でタイムが上がり入賞できてよかったです。個人では11位とまだまだ課題があるので現状に満足せず練習に励みたいです。
―1走目を終え、2走目で意識したことは?
1走目と2走目の間の休憩時間に外周のコース取りを念入りに確認しました。チームが録画していたビデオを見て、どこでアクセントもつけるか頭の中で整理したことがタイムを2秒縮めることができた大きな要因だったと感じます。
―全日本学生に向けて
全日本の切符をつかむことができたので、さらにいい結果を残し、後輩にバトンをつないでいきたいです。
▲自動車部のみなさん
(白鳥順也・経済3=写真も)※写真は自動車部の提供あり