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2018.12.15
バスケ

【男子バスケ部】日本大との熱戦を制し、決勝進出!優勝まであと一つ!

12月15日(土)、大田区総合体育館にて第70回全日本大学バスケットボール選手権記念大会が行われ、準決勝で専大は日本大と対戦した。昨日行われた白鷗大戦と同様に関東大学リーグ1部同士の対戦となった。リーグ戦では2勝と専大が勝ち越している。立ち上がり、#12西野、#10大沢の得点で好スタートを切る。#88重冨、#34盛實のガード陣がうまくボールを回し得点をアシストするなど、専大ペースで試合が進む。しかし日大も得意の3Pシュートで流れを掴むと、専大のターンオーバーも重なり、前半はリードを許す展開となる。迎えた後半、一進一退の攻防が続くも、エース#34盛實が連続で3Pシュートを沈めるなどの活躍を見せ逆転に成功。1点リードで迎えた試合終盤には#88重冨が3Pシュートを決める勝負強さを見せタイムアップ。最終スコア86-80で日大を破り、第56回大会以来となる決勝進出を決めた。


 専大86(25-28、15-17、27-24、19-11)80日大


スタメン

#88 重冨周希(経済2・福岡第一高)

#34 盛實海翔(商3・能代工高)

#10 大沢希晴(経営4・長野俊英高)

#12西野曜 (経済2・近畿大附高)

#30 アブ フィリップ(経営3・アレセイア湘南高)


 第1ピリオド、#12西野の得点、#10大沢の3Pシュートで好スタートを切る。#88重冨、#34盛實からのアシストでその後も得点を重ねる。#12西野が12点と活躍を見せ専大らしいオフェンスが見られるも、日大もインサイド、アウトサイドと確実に得点を重ね、25-28と日大リードで第1ピリオドを終える。


 第2ピリオド、第1ピリオド途中から出場の#8幸崎竜馬(ネットワーク情報4・能代工高)が高い位置から厳しいディフェンスを見せ、相手にリズムを作らせない。好調の#12西野がブロックショットを決めるなどディフェンスでも活躍を見せる。しかし、日大も得意の3Pシュートから流れを掴むと、専大のミスも徐々に増え、40-45と第2ピリオドもリードされ後半を迎える。


 第3ピリオド、チームを引っ張ったのはやはりエースの#34盛實。このピリオドだけで4本の3Pシュートを沈めると、#12西野への得点もアシスト。一時は逆転に成功するも、日大も粘りのプレーを見せ、67-69とワンゴール差で最終第4ピリオドへ。


 第4ピリオド、両者厳しいディフェンスからなかなか得点を奪うことができず、ワンゴール差の状態が続く。それでも、残り5分となったところでついに逆転。#46寺澤大夢(文1・東海大諏訪高)が得点を決めると、昨日の白鷗大戦に続き、ここでも勝負所で#12西野が3Pシュートを決める。残り3分、6点のリードを奪うも、日大もバスケットカウントを成功させるなど1点差まで詰められた直後の専大のオフェンス。右コーナーから#88重冨が勝利を決定づける3Pシュートを決め試合終了。86-80で日大を破り、平成16年度第56回大会以来の決勝進出を決めた。


 決勝は12月16日(日)、大田区総合体育館にて東海大学と対戦。優勝すれば、平成14年度第54回大会以来、2回目の優勝となる。



▲#8 幸崎竜馬


▲#12 西野曜


▲#34 盛實海翔




佐々木優一監督コメント

「(試合を振り返って)気負いせず、自分たちのバスケットを昨日に続いてやろうという形だった。相手もここまできたら勢いづいてやってきていて、オフェンスの調子がよく、失点の面で自分たちらしいディフェンスができなかった。後追いの状態が続いていたが、どれだけリードされている時間が長くても、選手の中で言っているディフェンスで我慢しようという意識が浸透していた。自分たちのバスケットをやれば勝てるという勝者のメンタルが選手の中で自信となって、それが結果となって思い切りプレーができている。チームが一つになっていると感じている。(前からの厳しいディフェンスについて)ガードが運んでくるのは分かっていた。プランの一つとして簡単にガードにボールを運ばせないように、できれば違う選手に運ばせる。そうすれば日大本来のバスケットにはならないはずだと話していた。後から出てくる選手がそれを忠実に実行してくれていたのでよかった。(決勝に向けて)ここまできたら、どれだけ自分たちのバスケットを勢いに乗ってできるか。やることは、オフェンスは冷静に、ディフェンスとリバウンドから自分たちのバスケットをやっていく。しっかりと準備して勝ちたいと思う。」


#8幸崎竜馬コメント

「(試合を振り返って)今日はチーム一丸で勝てた。怪我した選手の代わりに出た選手や、ファウルが多くなって交代した選手が頑張ってくれて、チームで勝った試合だと思う。(日大戦に向けての意識)相手はアウトサイドが強いチームなので、3Pシュートを打たせないことや、ガードにプレッシャーかけることを意識した。(試合に入る準備)アップから力を入れて、威圧するような感じで、闘志を燃やしてやっている。(決勝に向けて)絶対に勝つ。見ている人の記憶に残るようなゲームにしたい。」


#34盛實海翔コメント

「(試合を振り返って)序盤から苦しい展開であったが、しっかり我慢することができ、最後は勝ちきることが出来たので良い展開だったと思う。(日大の3Pシュートへの対応)外から打てる選手がそろっているので、そこは徹底して抑えることは前から分かっていた。徹底してノースリーを意識していた。(決勝に向けて)最後決勝なので、思いっきり楽しんでチーム全員で頑張りたい。」


(文=髙岡要・経済4、写真=岡本真凜・経営1)