2023/10/19
いつも専大スポーツをお読みいただきありがとうございます。専大スポーツ編集長・河上 明来海です。突然ではありますが、これから不定期の(編集長ブログ)を初めていこうと思っています(笑)。 何卒宜しくお願い致します!
今日は陸上競技部の箱根駅伝予選会の取材に行ってきました。箱根駅伝は今年で節目の100回目。何としてでも突破して、今年と同じように現地で選手を撮りたいと思っていました。
しかし、結果は奇しくも18位と4年連続の出場とはなりませんでした。13校が切符を掴むという条件の中、昨年途端出来なかった数校や低迷が続いていた中で数年ぶりに復活したところ、昨年久々に本戦シードを逃して今回わずか3秒及ばず落選したところなど、各校明暗が別れました。
私は今年、箱根が終わった段階ですぐに年間スケジュールをマネージャーさんに聞き、行ける記録会や公式大会は全て追いかけました。そして夏の合宿も同じ担当の先輩のおかげで選手のことはほとんど覚えましたし、自己ベストを記録した瞬間に出会えた際は自分のことのように嬉しかったです。今年の専大は主力級のエースは不在ですが、全員がまとまったタイムをもっているので予選会もみんながしっかり走り切れれば、突破できるだろうと思ってました。しかし、前述のように18位に終わり、4年連続の出場とはなりませんでした。これは記者としてあるべき姿とは言えないのですが、涙が止まらなかったです。箱根駅伝という大舞台を目指して辛いことも乗り越えてやってきた選手たちのことを思うと本当に苦しくて、悔しかったです。自分は今年で入部2年目、100回近くの取材経験がありましたが取材に行って泣く、ということは初めてでした。追いかけている部活の結果を自分のことのように感じて気持ちが抑えされなかったのだと思います。
▲レース後の報告会。自分も涙が止まらなかったです
良く言えば、それほど陸上競技部に対して想い入れが強く、愛があったからだと思います。それくらいやらないと、他人事で終わって感情など湧かないのかなと思います。
箱根駅伝がなくなっても陸上競技部は活動を止めることはありません。次の箱根駅伝に向けて歩みを進めていかないとならないのです。それが現実です。なので自分も余韻に浸ってる場合じゃないです。こういう悔しい経験があったからこそ、来年上手くいった際に記録として残しておく必要があるからです。その記録を残せるのは我々専スポの記者しかいません。その自覚と覚悟を持って全力で追いかけていく必要があります。
任期がある限り、全力で駆け抜けていきたいです。長文、失礼しました。ここまでお読みいただきありがとうございます。
文=河上明来海(文3)