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2017.10.22
アイスホッケー

【アイスホッケー部】終盤に逆転 後半戦初戦を勝利で飾る

 10月22日、平成29年度関東大学アイスホッケーリーグ戦の後半戦が行われ専大は青山学院大と対戦した。前半戦を負け越し再起をかける中、第2ピリオドで先制を許してしまう。しかし、第3ピリオド3分に#29中澤勇祐(法3・駒大苫小牧高)のゴールで同点に追いつき、その後#19笹川健太(法1・日光明峰高)のゴールで勝ち越すと、相手の反撃を防ぎ2対1で勝利。後半戦初戦を勝利で収めた。


 第1ピリオド、専大は相手の攻撃を防ぎ、その後ゴールを狙うがなかなか届かない。8分に相手選手がペナルティ(反則)で2分間の退場となり1人減ったところを攻めるが得点には至らない。その後両チームの攻防が続き、お互い無得点で第1ピリオドを終えた。

▲ゴール付近まで攻める#23福島


 第2ピリオド、両チーム激しくせめぎあうも得点には結びつかない中、10分、両チームの選手がペナルティにより1人減り5人での状態で戦うことになる。5人体制により幅広くフィールドを使ってくる相手の攻撃を防ごうとするが、一瞬の隙を突かれ先制点を許してしまった。
 何としても同点に追いつきたい専大は果敢に攻めるが点を取ることはできず1点を追う状態で第3ピリオドへ入る。


リードされた中での第3ピリオドが開始される。序盤から専大は必死に攻め続け、3分、ゴール直前まで攻め込み、相手の守備やキーパーと小競り合いとなりゴールが空いたところを#29中澤が押し込み、同点に追いつく。

▲同点ゴールを決めた#29中澤

 これまでの試合では同点ゴールの直後に勝ち越し点を許すことが何度があった専大。しかしこの日は油断することなく攻撃の手を緩めなかった。5分に#71上澤真央(法4・武相高)、主将#23福島健一(経済4・北海高)を中心に攻め続け、最後は#19 笹川健太(法1・日光明峰高)がゴールを決め、この試合初めてリードを奪った。

▲決勝点となるゴールを決めた#19笹川。福島主将も「いい仕事をしてくれた」と彼の活躍を評価した。


 このまま逃げ切り、勝ち星を手にしたいところだが、そう上手くはいかない。試合を終わらせまいと青学大が猛攻撃を仕掛けてくる。専大は必死に防ぐも、13分にペナルティにより一人欠けた状態での苦戦を強いられる。しかし、この大ピンチを前半の青学戦でも勝利に貢献した#72小笠原弥(法1・八戸工大一高)が何度もファインセーブを決め得点を許さない。試合終了直前にもペナルティにより再び5人で戦う状況となるがここも踏ん張り、見事リードを守りきって白星を手に入れた。

▲この試合で大きな役割を果たした#72小笠原(左端)


4点取られてもおかしくなかった展開だが、守りが安定していた」(高橋裕一監督)、「自分たちが点を取らないといけない中で、失点を防いでくれて感謝している」(福島健一主将)と太鼓判を押した

 前半戦は2勝3敗と負け越してしまったが後半戦はこの1勝をきっかけにアイスホッケー部の巻き返しを期待したい。

▲試合後、整列する選手一同

▲。悪天候の中今回も駆けつけ、選手たちを応援した応援団の人たち。彼らの力は選手たちの大きな後押しとなっているはずだ





高橋裕一監督
「序盤に先行したかったが、最終的に第3ピリオドで逆転することができた。点を決めた中澤、笹川はよかったが何より他の選手も頑張ってくれた。守りからの攻撃を意識して少ないチャンスを決めてくれた。(シュート数について)はもっと決めれると思う。前半は不甲斐なくなかなか結果が出なかったが、後半戦は全部勝つつもりでいきたい。選手たちも頑張ってくれるでしょう」


#23福島健一主将
「前半戦の3試合で1点差の負け試合が続き、なんとか勝ちたかったが勝ててよかった。逆転して勝ったことはチームの今後の成長につながる。中澤は調子が良くいい仕事をしてくれた。少ないチャンスで決めることができたのが今回の勝因だと思う。前半戦は負け越してしまったので気持ちを切り替えて再スタートをしようと思い試合に臨んだ。初戦は勝つことができたのでこのままの勢いで勝っていきたいと思います」




(髙橋玲央・法2、写真も)