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2016.04.09
バスケ

【男子バスケ部】今季初戦、注目の新入生登場!

 4月9日、第32回京王電鉄杯がエスフォルタアリーナ八王子・サブアリーナで開幕した。今シーズン初の実践の舞台となった専大は、明治大学、日本大学と対戦し、1勝1敗で初日を終えた。この大会は、大学10校がエントリーし、A,B2つのブロックに分かれてリーグ戦を行い、最終日に順位の同じチーム同士が対戦し、順位を決定する。


スタメン(明大戦、日大戦ともに同じ)

#6 渡辺竜之佑(経営4・福岡第一高)

#7 國分大輔(経営4・名古屋大谷高)

#11 秋山煕(経営3・東海大付浦安高)

#30 アブ フィリップ(経営1・アレセイア湘南高)

#32 野口夏来(経済2・福岡大附大濠高)


第1試合・明大戦

専大91(24-11 22-27 24-19 21-24)81明大

 前半、#11秋山が決めゲームが始まる。注目の新入生・#30アブ フィリップがスタメン登場し、迫力あるダンクシュートで会場を盛り上げた。明大の厳しいディフェンスの中、#6渡辺はゴール下で強さを見せ得点。これに続くように#11秋山が3Pシュート。流れに乗り、第1ピリオドを24-11で終える。第2ピリオド、#6渡辺に代わった新入生・#34盛實海翔(商1・能代工高)は連続ポイントで存在感を見せた。また、#30アブ フィリップに代わった#10大沢希晴(経営2・長野俊英高)は#32野口とともに高さで相手のシュートを断ち切り、前半を46-38で終え、後半に向かう。

 後半は、#6渡辺、#7國分、#10大沢、#30アブ フィリップ、#34盛實でスタート。#30アブ フィリップが厳しいマークにあうも、それをうまく利用しファウル、バスケットカウントを獲得、得点チャンスを増やす。フリースローの決定率は高いとは言えなかったが、70-57とリードを守って最終ピリオドを迎える。ベンチから「集中集中!」の声が飛ぶ中、#7國分などの3Pシュートが決まる。最後は、再び登場した#11秋山のブザービーター。91-81で勝利を収めた。


第2試合・日大戦

専大70(28-19 11-23 23-9 8-24)75日大

 前半、明大戦と同様序盤からリードを奪う。#11秋山、#6渡辺の3Pシュートが決まると、#30アブ フィリップがダンクシュート。ゴール下では#6渡辺の粘り強く点をもぎ取るプレーが見られた。28-19で迎えた第2ピリオドだったが、開始直後からパスがつながらずシュートまでなかなかたどり着けない。ボールを持っても、すぐにスティールされてしまう。明大の粘り強いマークにはまり、思うように攻撃できなかった。その中で登場した#8幸崎竜馬(ネットワーク情報2・能代工高)がドライブからシュートを決めると、ベンチからも歓声があがる。しかし、ドリブルで切り込まれ39-42と逆転を許した。

 後半、#6渡辺の3Pシュートなどで逆転に成功。#15安保友貴(商3・能代工高)の速攻をきっかけに、専大はテンポよく攻撃を仕掛ける。#10大沢と#32野口は、やはり高さで壁となると、リバウンドを確実に取り、#6渡辺の3Pや#34盛實の完全フリーのシュートへつなげ、62-51とリードする。第4ピリオドは接戦に。逆転しては逆転され、終了間際、追いつけないまま相手に続けてフリースローを与えてしまう。落ち着いて決められ、70-75。敗戦となった。

試合は、来週末16、17日も続く。また、この大会は募金をした来場客にプログラムが配布される「チャリティマッチ」となっており、入場無料。より多くの皆さんに足を運んで頂き、あたたかい声援をお願いしたい。


▲ゴール下でシュートを狙う#30アブ フィリップ


▲ダンクシュートに歓声を上げるベンチ


(冨樫幸恵・文2、写真も)


佐々木優一監督

「今季初戦、練習でやっていることが半分も出せていない。リバウンドを取ったらファーストブレイクで点を取るという形。練習ではハーフコートオフェンスを重点的にやってきたので、それを選手それぞれがしっかりコートの中で表現していかないといけない。(新入生・アブ フィリップ選手について)絶対的なインサイドはチームにとってプラスになる。しかし、その選手がいるからといって、絶対勝てるわけではない。チーム23人のうちの一人であり、コート内5人のうちの一人。頼りきってしまうのではなく、それぞれ選手がそれぞれの仕事をしてほしい。プラスであることは間違いないので、利点を活かし、他の選手とも上手く融合させながらやっていきたい。本番は関東トーナメントとその後のリーグ戦であり、今はまだチーム作りの途中。やってきたことがどれだけできているかを見て、自分たちの位置や完成度を認識することが大事。いい部分をつなげ、出来ないところは積極的にトライする。個々の役割を果たし自分たちのプレーをして、チーム全体で戦っていきたい。」