最新ニュース
4月9日、ダイドードリンコアイスアリーナにて秩父宮杯第64回関東大学アイスホッケー選手権大会が開幕し、専大は第1試合で慶応義塾大学と対戦した。上級生が卒業し、#11東山哲士(法4・北海高)主将率いる新チームで戦う最初の試合となったが、第1ピリオドでいきなり3点を失うと、最後まで試合のペースを握れず0-7で敗れた。
《スコア》
1P 0-3(シュート数8-11)
2P 0-2(8-12)
3P 0-3(7-8)
合計 0-7(23-31)
専大は昨年の同大会でも慶大と対戦している。そのときはスコア2-5で敗れており、1年越しのリベンジがかかった一戦でもあった。
第1ピリオド、開始6分に専大はこの日2回目の反則退場を受け、ピンチを迎える。この数的不利の状況をなんとか守りたかったが、先制ゴールを許してしまった。その直後にも相手の素早い攻撃を防げず続けてゴールを決められてしまう。その後反撃に転じたい専大だったが12分に3点目のゴールを入れられ、第1ピリオドを終えた。
第2ピリオドでも慶大の猛攻を止めることができず、5点目を取られたところで専大はタイムアウトを要求。高橋監督とコーチは「ここで終わりじゃない。気持ちを切らさず、まずは1点ずつ返していこう」と選手たちに呼びかけたが、1度崩れてしまったペースは中々立て直すことができず、第3ピリオドでさらに2点を失った。
慶大相手に大差をつけられての敗戦となったが、この日の試合ではベンチ入りした新入生が出場するという新たな収穫もあった。力のある新入生9人がチームに加入し、これからチーム内の競争も激化しそうだ。
▲今年度より主将をつとめる#11東山 (撮影=飛田)
試合後のコメント
高橋裕一監督
「大差をつけられてしまい、これほど悔しい負けはない。1ピリオドでしっかりとした守りができず、そのまま立ち直れなくてズルズルといってしまった。今日は自滅による負け、自分たちがやってきたことができなかった。今日は1年生を4人ベンチ入りさせたが、みんな気持ちの入ったプレーをしてくれている。今年はチーム内での競争も激しくなると思っているし、フレッシュな顔ぞろいになるかもしれない。選手たちにも練習から競争は始まっていると伝えている。次戦までに自分らのホッケーを再度確認して次こそ結果を出す。なんといっても1番悔しいのは選手たち。必ずリベンジしてくれると思います」
#11 東山哲士主将
「悔しいけど、この結果を真摯に受け止めたい。勝ちたいという気持ちも向こうと比べて大きく差が出た。この悔しさは次の試合にぶつける。1年生は自分たちの仕事をしてくれているし、ポジション争いも激しくなる。その争いがチーム全体の力の底上げになるので、チーム一丸でがんばっていきたい」
(飛田翼・文2)