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2011.09.11
剣道
関東学生剣道優勝大会 全日本大会への出場決める
9月11日、日本武道館で第60回関東学生剣道優勝大会が開催された。この大会は来月同会場で行われる第59回全日本学生剣道優勝大会の出場権をかけた団体戦である。
一回戦がシードの専大は、二回戦に麗澤大と対戦。5-0で快勝し三回戦へ勝ち進んだ。しかし、三回戦の筑波大との試合では、どちらも譲らぬ戦いとなり、次鋒の吉田育弘(法2・水戸葵陵高)が小手の一本勝ちしたもののその後の三鋒、中堅で一本勝ちを取られる。先鋒、三将、副将、大将戦は引き分けるも、あと一歩及ばず1-2で四回戦への進出を逃した。
これにより全日本大会への切符は敗者復活戦に委ねられた。専大は同じく三回戦敗者の北里大と対戦。メンバーそれぞれ確実に勝ちを決め6-0で勝利し、次の亜大との試合に進んだ。全日本大会をかけた対戦とあって競り合う場面も見られたが、専大も攻めの姿勢を崩さず4-1で全日本大会の出場権を見事勝ち取った。
惜しくも勝利を逃した筑波大戦について松下吉進監督は「筑波大の方が気持ちが強かったのだろう。実力は同じくらいだった」と話し、また「すべてのチームがライバルという気持ちで臨みたい。今回の反省点である精神面の強化に力を入れていって、全日本大会では一戦一戦集中力を持って挑みたい」と全日本大会への思いを語った。
剣道部は昨年の全日本大会で3位入賞を果たしている。今年はその成績を超えられるのか。全日本での活躍に期待が高まる。
(山内 夏穂・人間科学2=写真も)