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2024.04.16
フィギュアスケート

【フィギュアスケート部】梶本将太 シーズン開幕 挑戦の意志を胸に

〈リリーカップカナガワ=4月6日〜4月14日、KOSÉ新横浜スケートセンター〉

4月17日、KOSÉ新横浜スケートセンターでリリーカップカナガワが行われた。この日はフリープログラムが行われ、梶本将太(法3・駒場学園)が出場した。

彼が今回選んだプログラムは「After the nightmare」。しなやかな演技を得意とする梶本に合った雰囲気で、氷上で黒鳥が舞うように演技した。選曲に関しては、「初めて使う曲調で、自分の体の柔らかさを活かせる曲で、自分で踊りやすいので選んだ」と語った。2番目のジャンプのトリプルトウルウプで転倒してしまうも、転倒は一回のみ。その後も回転不足による減点があったが、柔軟性を活かした美しいスピンで加点を決めた。スコアは82.01、最終順位は3位となった。

               ▲メダルと表彰状を持つ梶本

大会前に体調を崩していた梶本。しかし、「途中で疲れが出て、どうしようと思ったけど、最後まで演技できてよかった」と笑顔を見せた。今大会について「シーズンの初めの大会なので、挑戦していく気持ちを持ちたくて、難しい構成にした。それが失敗にならなかったのがよかった」と強気な姿勢と共に、安堵の表情を見せた。以前から練習していたジャンプについても、しっかりと着氷をし成功を収めていた。次回の大会については、「今回思ったよりも良い点数が出たので、もう少し上まで行きたい」と前向きな気持ちを語った。

調子良くシーズン開幕を迎えた梶本。挑戦の気持ちを胸に、次戦以降の大会に挑む。


文=櫻井美虹(人2)、写真=山口由結(文4)