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2023.09.16
アイスホッケー

【アイスホッケー部】見事逆転勝利! 秋季リーグ初戦で快勝

<2023年度関東大学アイスホッケーリーグ戦 =9月10日 ダイドードリンコアイスアリーナ 専大5‐3東海>


 秋季リーグが開幕し、専大は初戦、東海大に逆転勝利をした。立ち上がりに苦戦し、1‐3で迎えた第2ピリオドでは自らのペースを取り戻し、何度もシュートのチャンスをつかみ、2‐3と追い上げを見せた。続く第3ピリオドでも、終始流れを渡さず、13分34秒に小林大介(商4・八戸工業大学第一)が逆転ゴールを決めると、すぐさま追加点を決め、5‐3と点差を広めた。最後は東海大が怒涛の勢いを見せてきたが、何とか凌ぎ切り、リーグの初戦を白星で飾った。

▲応援するチーム

 第1ピリオドではシュート数が13‐3と、圧倒的に勝っていたものの、以前からの課題であった立ち上がりがうまくいかず、小さなミスが目立ってしまい、東海大に2点のリードを取られてしまった。13分55秒に、渡邊大誠(法3・北海)がシュートを決めたものの、その勢いに乗りきることはできず、3点目を入れられたところで終了した。このピリオドを振り返り、監督は「最初から専大のペースで進めてきたのに、守りの意識が低いときに失点してしまったり、(東海大の)シュート数が少ないのに決められてしまったりした」と課題点を挙げた。

 「自分たちのホッケーを続けよう、焦らなくていいよ」と声かけしたのは小林大介選手。そんな中始まった第2ピリオドでは、何度もシュートのチャンスをつかみ、9分08秒、またもや渡邊選手がシュートを決めた。これで得点は2‐3で、シュート数は23‐6と、大いに差をつけるかたちとなった。渡邊選手は「素直に嬉しい」と笑顔で振り返った。

▲シュートを決めて喜ぶ選手たち

 1点を追う展開で始まった第3ピリオドでも、終始流れは専大のままである。そんな中、相手が続けてペナルティーを出してしまい、2名の選手が2分間の退場に。このチャンスをしっかり生かして9分49秒、林陽汰(法1・日光明峰)が勢いよくシュートを打ち込み、見事同点まで追いついた。勢いが止まないまま、13分34秒に小林大介選手がシュートを決め、時間をおかず、14分08秒に池田洋貴(商2・釧路工業)が1人でゴールめがけて走り、そのままシュートを決めた。すぐさま相手がタイムアウトをとるが、その後明らかに勢いが増して、猛反撃に出た東海大に何度もシュートを打たれるピンチを迎えたが、何とかそれを耐えきったところで試合が終了した。

▲シュートを決めた小林大介選手

 

この試合を振り返って、小林大介選手は「ゴールを決められたのはそこまで繋いでくれた仲間たちのおかげなので、みんなのゴール」と満足そうに語った。

 快勝はしたものの、前々からの課題が残る初戦となった専大の次の相手は青山学院大。「毎回せった試合をする相手なので、立ち上がりをしっかりやっていきたい」と渡邊選手は次戦への思いを語った。


文=小野茉凛(文1)

写真=高橋奈月(文1)・小野茉凛