News

最新ニュース


2023.09.15
バレー

【バレーボール部】 勢い及ばず 粘りを見せるも初戦黒星スタート

〈2023年度秋季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦1節 対中央大=9月9日 日本体育大学健志大キャンパス 専大0ー3中大〉




秋季リーグが開幕した。専大は初戦から強豪中大と対戦。第1セット、第2セットと要所要所で甲斐孝太郎(文4・日南振徳)のスパイクで点数を重ねていくも相手のショートサーブなどレシーブ面で崩され連続して23-25でセットを落とした。第3セット目では生田宗原(経済1・昇陽)がサービスエースでチームに流れをもたらしたがデュースの末第3セットも落としストレートでの敗北となった。



第1セットスターティングメンバー



OH:#19堀内、#26生田


MB:#9堺、#16千葉


OP:#1甲斐


 S:13井出


 L:#6谷平



第1セット、第2セットと序盤からお互いに譲らない展開となった。しかし、相手のショートサーブに崩されトスとのタイミングが合わないこともあり、スパイクを打ち切ることがなかなかできなかった。20点に到達してからは相手のペースに押され23点まで到達するもあと2点が取れず、惜しくもセットを落としてしまった。


▲スパイクを打つ甲斐


▲#5山崎は今大会リベロとして出場



第3セットではもうセットを落とせない状態のなか生田がサーブで躍進した。このセットではローテーションミスが開始前に発覚、ミスローテのまま試合は始まった。専大のサーブからスタートしたこのセットはいきなり生田のサービスエースが飛び出した。このエースで出だしから流れに乗りたかった専大、だがディグが嚙み合わず中盤には一時5点差という苦しい状態となった。この苦しい状況を断ち切ったのは生田のサーブだった。最大5点差あった点差を6連続得点で逆転まで巻き返した。そこから専大のペースで24点までゲームを進める。しかし、中大の追い上げにあと1点を取ることができずデュースの末25ー27と逆転負け、ストレートで初戦黒星スタートとなった。


▲得点して喜ぶ生田


▲試合を終えた選手たち


生田は「気持ちを上げていかなければいけないと思った。ローテーションのミスを言い訳にしたくない」と話し、敗因としては「ディグがちゃんと上がらなかった。ディグをしっかり上げて二段トスをしっかり打ち切れれば勝てていた」と話した。甲斐は「終盤は良かったが序盤(相手に)ついていくことができなかった」と敗因を話した。また、先日行われたFISUワールドユニバーシティーゲームズについて「ブロックの高さが違うのでそれを利用したスパイクがこの試合で生かせた」と話した。


文=山中美琴(文1)

写真=北原倖多(文2)