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9月23日 平成30年度関東大学アイスホッケーリーグ戦 ディビジョンI グループB ダイドードリンコアイスアリーナ
専大は痛い逆転負けでリーグ戦初黒星を喫した。第1ピリオド開始直後に先制されるも、13分に#21上村良一(法4・北海道栄高) に追いつき、さらに第2ピリオドで#27園田啓人(法1・日光明峰高) のゴールで勝ち越しに成功する。しかしその後何度もあったパワープレーで追加点を奪うことができずに決定打を欠く中、逆に第3ピリオドで相手の反撃に遭い一挙3点を奪われ逆転を許してしまう。同点に追いつきたい専大は12分に#89髙橋雄介(商3・北海高)のシュートで1点差に迫り、試合終了直前まで必死に追い上げるもののゴールまであと一歩届かなかった。
▲春の大会で勝利した大東文化大にまさかの逆転負け
《スコア》
1P 1-1(シュート数5-14)
2P 1-0(シュート数11-6)
3P 1-3(シュート数8-8)
合計 3ー4(トータルシュート数24-28)
≪ゴール≫
1P 13分55秒 #21上村良一(法4・北海道栄高)
2P 7分56秒 #27園田啓人(法1・日光明峰高)
3P 12分35秒 #89髙橋雄介(商3・北海高)
開幕から2連勝中の専大。この日は対戦相手は春の大会でGWS(ゲームウィニングショット)の末に勝利した強敵大東文化大だ。
接戦が予想されるであろうこの試合。専大は序盤に先制を許すものの、13分に#21上村がゴールを決めて同点として第1ピリオドを終える。
続く第2ピリオドではパワープレーの間に#27園田が得点を挙げ勝ち越すと、その後も相手のペナルティにより何度もパワープレーの試合展開が続く。この機会に追加点を挙げておきたい専大だったが、なかなかゴールを決めることができない。相手のさらなるペナルティで人数が6対4にという専大にとっては非常に大きなチャンスもあったが結局追加点を奪うことはできず、得点は勝ち越しの1点止まりに終わってしまう。専大は試合の流れを自らの手で引き寄せることができなかった。
▲勝ち越しに成功し喜ぶ選手たち
なかなか試合を有利に進めず迎えた第3ピリオド。今度は逆に相手の攻撃が専大に襲い掛かる。相手の素早い攻撃で一気に攻められ立て続けに点を失い逆転されてしまい、試合の流れが大きく傾く。
それでも相手に傾いた流れを引き戻そうと専大は巻き返しを図る。12分に#89髙橋雄がゴール前に近づいてシュートを決め1点差とし、さらに同点とするべく一時はキーパーを下げて6人攻撃に出るなど積極的な攻めを見せる。しかし、必死の攻めも及ばず試合終了。最後までゴールは遠く、第2ピリオドでの得点力不足が響いた格好となってしまった。
▲ゴールまであと一歩届かず肩を落とす# 91生駒
何度もあったパワープレーのチャンスをものにできなかった専大。今回の敗戦を教訓として次戦に向けて仕切り直しをしてほしい。
高橋裕一監督
「試合の中でパワープレーが多い時にもう少し追加点が欲しかった。選手たちはしっかりやっていたと思うが攻めの意識が出過ぎて焦ってしまった結果、決めきれていなかった。守りの意識の気持ちが欠けて点が欲しいという方へ行ってしまった。大東文化は攻撃力のあるチームなので点の取り合いではなく、ロースコアで勝てるように守りから修正していきたい。今回の敗戦を不安を解消するいい材料と捉えて残り7試合に向けてしっかり直したい。」
「第2ピリオドでのパワープレーで1点しか決めることができなかった。もっと点を取れればああいう展開(逆転負け)にならなかったと思う。攻撃陣は第1ピリオドでのシュート数は少なく、他にもチャンスはいっぱいあったのに決めきれていないのでしっかりしないとだめだと思う。次の試合まで2週間空くので練習で今日の反省をして修正していきたいです。」
(髙橋玲央・法3、写真も)