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2016.03.24
準硬式野球

【準硬式野球部】シーズン開幕!関東選手権初戦を完勝で突破!!

◆3月19日 関東地区大学準硬式野球選手権大会・2回戦 八王子市民球場

【試合結果】

横浜市立大|000 200 00|2

専         大|314 002 02|12


 3月18日に開幕した関東地区大学準硬式野球選手権は翌19日に2回戦を迎え、この日から登場となる専大は横浜市立大との初戦を危なげなく突破。東都リーグ1部である実力をみせつけた。


○スターティングメンバー

1(左)金子翔馬(法3・新潟明訓高)

2(遊)阿部竜希(経済2・専大北上高)

3(三)今坂僚介(ネット情報2・常葉菊川高)

4(指)神山琢郎(経営・2県岐阜商高)

5(一)大野恵和(経営1・専大松戸高)

6(中)桂川海輝(経済1・専大北上高)

7(右)福井亮太(商2・県岐阜商高)

8(捕)黒川裕平(商2・湘南工科大附高)

9(二)杉山滉生(経済1・専大北上高)

P  藤後彰太(経営3・県岐阜商高)


 この大会は全70校が参加するトーナメント形式で行われ、8月に行われる全日本大学準硬式野球選手権大会への出場枠をかけた戦いである。

 

 雨の中での開始となったこの試合は序盤から専大ペースでの運びとなる。初回、先頭の金子が安打で出塁すると、後続も繋がりいきなり一死満塁とすると、5番・大野の適時打で2点を先制。さらに6番・桂川の打球は相手ショートのエラーを招き1点を追加。2回にも1点を追加すると、3回には大野の3塁打を筆頭に打線が繋がり2点を追加し、なお二死3塁の場面で打順は主将の金子。直球をとらえた打球はライトの遥か頭上を越えていき2ランホームランとなった。

▲試合を決定づける本塁打を放った金子(撮影=飛田)


 先発の藤後もまた2回の守りでは3者三振を奪うなど好調なピッチングをみせる。それでも4回には味方のエラーが絡み2点を失ってしまうが、4イニングで8つの三振を奪うという怪我による長いブランクを全く感じさせない投球内容となった。

 5回から登板した海老原巧(商1・専大松戸高)もランナーこそ出してしまうもののその後をきっちりと締め無失点のピッチング。8回には海老原太一(経営1・取手松陽高)が登板しこの回を3者凡退に打ち取った。

▲先発した藤後(撮影=飛田)


 調子の落ちるところを知らない打線も6回には6番・桂川の適時三塁打で二点を追加し10-2と差を広げた。

 さらに8回にも1点を加え、無死3塁となおも続くチャンスの場面に、またも桂川がセンター前へ運びこの日3打点目。これにより12-2とし規定によりコールドでの勝利となった。

▲この日3打点の桂川(撮影=木村)


以下、試合後の各選手のコメント


金子翔馬主将

――試合を振り返って

「大会初戦ということもあって気負っている選手が多かったかな。捉えられるはずのボールを捉えられなくて凡退を繰り返すなど修正が効かなかった。それでもコールド勝ちできたので全体としてはボチボチです」

――自身のホームランについて

「低めの球だったので強く打とうと思った。1番打者として試合の流れを作りたかったので一本出てよかった。」

――この大会について

「打者はチャンスでヒットが出るかがポイントになる。投手は1人ではなく、みんなで継投して試合を作っていく事が大事。狙うはもちろん優勝です」


3打点・桂川海輝

「初戦ということで固くならずに自分の仕事をしようと思った。6番はときにはチャンスで回ってきたり、ときにはチャンスメイクもしなければならない打順。そのなかでランナーを返すことができてよかった」


先発・藤後彰太

「捕手の黒川が初マスクということで、あまり首を振らないで投げることを心がけた。そのため自分としては捕手の思い通りサイン通りに投げることができたことはよかった。黒川も勉強できたと思う。4回は相手打線が2巡目ということで、配球に慣れてきていた。8点も差があるのだから気楽に投げようと思えたのが2失点に抑えられた要因だと思う。ただ味方のエラーしてから気持ちが途切れてしまったのは反省かな。昨年は怪我により野球の「や」の字もない生活でした。学生最後となる4年次では投手に専念しようと決めたので今年はやってやります。目標はもちろんこの大会で関東制覇し、全国でも優勝することです」


(木村健人・商2)