News

最新ニュース


2023.09.27
バスケ

【男子バスケ部】早大に大勝で5連勝 速攻で圧倒

〈第99回関東大学バスケットボールリーグ戦=9月23日 専大生田キャンパス 専大81 -50早大〉

 オータムリーグ第8節は5連勝をかけ早大と対戦した。ファーストブレイクを掲げた専大は相手のスタイルを封じ込み、第1Qから連続得点で圧倒する。ディフェンスやリバウンドでも終始リードを保ち続け、81ー50で7つ目の白星を獲得した。淺野ケニー(経済3・洛南)は3ポイントを含む12得点、清水愛葉(文2・北陸学院)は出場時間12分にして11得点の活躍を見せた。


 第1Qは、序盤から得点を量産した。河合海輝(経済3・明成)が先制点を決めた直後に相手もすかさず得点を決めるが、相手に隙を与える間もなく清水が3ポイントやオフェンスリバウンドからのシュートに成功する。その後も淺野が3ポイントを決めると、ディフェンスやリバウンドで相手を一気に突き放す。22-11でダブルスコアをつけた。

▲先制点を決める河合

▲3ポイントを沈める清水


 第2Qも専大の勢いは続いた。ジョべモハメド(商1・高知中央)のダンクから始まり、當山修吾(経済3・福岡第一)は立て続けにフリーと3ポイントを沈める。一時、相手の固いディフェンスでチームファウルが重なり、4人が一気に交代する。「リズムが崩れたからあの形になっただけで、誰が出てもやりたいプレーができる」(佐々木優一監督)という言葉の通り、専大の流れは止まらない。体調不良から本格復帰した松野遥弥(経営2・桜丘)と齋達也(文3・東北学院)が3ポイント、介川アンソニー翔(商1・開志国際)が連続得点を重ねて41ー24で前半終了。

▲ジョベのダンクでさらに勢いづく

▲確実にフリー2本を沈める當山


 第3Qは点差をさらに突き放した。河合、清水、クベマジョセフスティーブ(経営4・福岡第一)はリバウンドを制しシュートへと繋げる。中盤には淺野ケニーが3ポイントを沈めると相手も3ポイントで反撃するが、続いて高橋裕心(経済2・能代科学技術)も3ポイントで応酬する。その後も松野から佐藤寛太(経済3・金沢工業)の得点や介川アンソニーの速攻などで69ー33まで点差を広げて最終Qを迎える。

▲リバウンドを取り切るスティーブと河合

▲3ポイントで点差を広げていく


 第4Qは最後までオフェンスの強さを見せつけた。相手にターンオーバーや3ポイントで最後の猛攻を仕掛けられてしまう場面もあったが、介川アンソニーや當山がレイアップを決め、タイムアウト後には上村大佐(商3・能代工業)が3ポイントを沈める。終盤にはジョベがゴール下を支配した。

▲介川アンソニーは相手のディフェンスに阻まれながらレイアップをする


 佐々木優一監督は「ファーストブレイクが1番やりたいオフェンスだった。選手たちは筑波のときより強度を上げて、40分継続してやることができた。筑波戦に続いてようやく自分たちがやりたいバスケットをできていると思う」と振り返った。「前半残り4試合はほぼ上位のチームになってくる。連戦じゃないので1週間しっかりと東海に向けてプランを立てて、白星を続けられるように、勢いを無くさないように頑張っていきたい」と意気込んだ。

 次節は9月30日、毎試合激闘を繰り広げている東海大と対戦する。


文=髙野葵葉(文2)

写真=髙野葵葉(文2)北原倖多(文2)