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2023.07.16
サッカー

【サッカー部】リーグ戦再開! 明学大に3発快勝

JR東日本カップ2023 第97回関東大学サッカーリーグ戦3部


第9節 VS明治学院大学体育会サッカー部


7月15日(土) 18:00Kickoff


@明治学院大学横浜キャンパスヘボンフィールド (横浜市戸塚区)


専大 3–1 明学大


〈試合前情報〉

約1ヶ月におよぶアミノバイタルカップによる中断が明けてリーグ戦が再開。ここまで3勝5敗で9位につける専大は9節、アウェイで明治学院大学と対戦した。


直近のリーグ戦からのスタメン変更は4名。樋口、渡邊、金子、仲本が外れ、志村、山下、浦川、情野が入る。

以下、スターティングメンバー(4-1-2-3)

GK 1 大野 来生 (法4・成立学園)

DF 2 一丸 大地 (法3・東海学園)

DF 19 平川 佳樹 (法1・流通経済大柏)

DF 15 松村 厳 (法3・松商学園)

DF 12 志村 ぼん(経済1・韮崎)

MF 14 藤井 瑛斗 (商3・大津)

MF 29 山下 晶大 (経営3・専大松戸) 後半38分 OUT

MF 8 浦川 流輝亜 (文4・青森山田)

FW 10 村上 千歩 (商4・東海学園)

FW 11 山本 隼大 (経済3・名古屋) 後半29分 OUT

FW 13 情野 依吹 (経営3・日大山形) 後半38分 OUT


途中出場

FW 7 松永 颯太 (経済4・清水桜が丘) 後半29分 IN

FW 9 松本 皐誠 (商2・東海学園) 後半38分 IN

FW 22 貝賀 鼓太郎 (経営2・宇都宮短期大学附属) 後半38分 IN


〈戦評〉

専大は序盤、明学大の出足の早い守備に苦戦するが、徐々にペースを握る。ポジションを流動的に入れ替え、ピッチの幅を使った攻撃を展開すると、セットプレーの流れから浦川のミドルシュートで先制点を奪う。前半終了間際にも浦川が鮮やかに直接FKを沈めて2点リードで試合を折り返す。後半立ち上がりにCKから失点を許して1点差に迫られるも、後半12分にボール奪取から山下が今季初ゴールを豪快に決めて再びリードを広げる。その後も、前線からの守備を行い、しっかり逃げ切って3-1で試合終了。再開初戦を白星で飾り、7位に浮上した。


〈試合展開〉

3回戦まで勝ち進んだアミノバイタルカップによる中断を経てようやくリーグ戦が再開。リーグ戦では今季初めてとなるナイトゲームで開催された。

試合開始直後から明学大が積極的にプレスを仕掛けてチャンスを創出する。専大は徐々に相手のプレスに対応し、ボールを握る時間を増やしていく。ウイングの位置に入った村上と山本が左右のポジションを流動的に入れ替わり、サイドから攻撃を展開。すると、前半28分に左CKを獲得する。キッカーの藤井が右足でペナルティエリア中央にクロスを送ると、ボールがこぼれて平川が収める。マイナスに落とし、浦川がペナルティエリア手前の中央からダイレクトで左足を振り抜く。強烈なミドルシュートはゴール右に突き刺さり、先制に成功する。


▲先制ゴールを決めて専大ベンチに飛び込む浦川


前半31分、一丸が村上とのパス交換から抜け出し、右サイドの敵陣深くから右足でクロスを供給。ペナルティエリア中央で情野が反応して右足でシュートを放つが、惜しくも枠を外れてしまう。終了間際に右サイドの敵陣深くでFKを得ると、キッカーは浦川。左足で巻かれたボールは直接ゴール方向に向かい、ゴール前の混戦を抜けてゴール左に吸い込まれる。鮮やかなFKで追加点を挙げて試合を折り返す。


▲山本の積極的な仕掛けが目立った


後半に入り、明学大に左CKを与えると、至近距離から二度シュートを放たれる。ここはDFと大野が体を張って守り切り、右CKに逃れる。しかし、キッカーがインスイングのクロスをニアサイドに入れると、頭で合わせられて1点差になってしまう。失点後、選手全員がピッチ中央に集まって修正を掛ける。その5分後には前線からのプレッシングが功を奏し、山下がペナルティエリア左で相手からボールを奪う。山下はそのまま右足で豪快にシュートを放ち、リードを再び2点とする。


▲今季初ゴールを決めた山下


その後は、前線の選手を交代させてチームとしての運動量を落とさない。カウンターのピンチにすかさずプレスバックをした松永に対してはベンチから「グッド」という声がかかるなど、好守備を披露し、時間の針を進めていく。後半33分には、情野がハーフウェーライン付近まで下がってボールを受けて右サイドに大きく展開。一丸が持ち運び、敵陣中央の右から右前方にパスを送ると、走り込んだ村上が反応してペナルティエリア右からグラウンダーのクロスをゴール前に入れる。しかし、DFにクリアされてしまい、得点には至らない。


▲最前線で起点となる情野


危なげなく試合を進め、そのまま3-1で逃げ切り、2試合ぶりとなる大きな勝ち点3を手に入れた。これによって順位を2つ上げ、4勝5敗の7位に浮上した。


▲中盤の底で安定感のあるプレーを見せた藤井


専大 3–1 明学大


得点者 専大 浦川×2、山下

   明学大 鈴木


試合後、インタビュー

山下 晶大


試合を振り返って―

「絶対に落とせない試合だったので勝てて良かったです。相手にペースを握られた時間もありましたが、1試合を通して良いゲームができたと思います」


試合前に意識したことは―

「個人的に久しぶりのスタメンだったので、絶対に結果を出すという意識で試合に臨みました」


得点シーンを振り返って―

「チームで狙っていた守備から前線でボールを奪え、冷静に決めることができて良かったです」


次節に向けて―

「連勝できるようにチーム一丸となって勝利を目指して頑張ります」



次節は7月22日に國學院大學たまプラーザキャンパスグラウンドで國學院大學と対戦する。


文=竹田一爽(文2)写真=小田島美玖(文3)