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2023.06.10
サッカー

【サッカー部】前半戦最後のホーム戦! 猛攻実らず今季5敗目

JR東日本カップ2023 第97回関東大学サッカーリーグ戦3部


第8節 VS東京経済大学体育会サッカー部


6月10日(土) 14:00Kickoff


@生田北グラウンド(川崎市多摩区)


専大 1–2 東経大


〈試合前情報〉

前節はアウェイで慶應義塾大学と対戦。前半は互いに得点が奪えないまま、試合を折り返す。後半に入り、ミスから失点を喫するも、後半31分から立て続けに2得点を挙げて逆転に成功。最後までハードワークを続けて連敗を断ち切る大きな白星を奪取した。

専大は8節、前半戦最後となるホーム生田北グラウンドで東京経済大学と対戦した。


直近のリーグ戦からのスタメン変更は3名。松本、山本、浦川が外れ、松永、金子、仲本が入る。


以下、スターティングメンバー(4-2-1-3)

GK 1 大野 来生 (法4・成立学園)

DF 2 一丸 大地 (法3・東海学園) 後半34分 OUT

DF 19 平川 佳樹 (法1・流通経済大柏)

DF 15 松村 厳 (法3・松商学園)

DF 5 樋口 大輝 (法4・松商学園)

MF 14 藤井 瑛斗 (商3・大津)

MF 23 渡邊 弘和 (経済3・仙台育英) 後半23分 OUT

MF 10 村上 千歩 (商4・東海学園)

FW 7 松永 颯太 (経済4・清水桜が丘) 後半15分 OUT

FW 30 金子 力丸 (文4・聖和学園) 後半15分 OUT

FW 18 仲本 隼翔 (経済2・松商学園) 後半24分 OUT


途中出場

MF 8 浦川 流輝亜 (文4・青森山田) 後半15分 IN

MF 11 山本 隼大 (経済3・名古屋) 後半15分 IN

FW 9 松本 皐誠 (商2・東海学園) 後半23分 IN

MF 20 棟方 豪郎 (経済3・昌平) 後半23分 IN

MF 17 米山 導 (経済3・横浜) 後半34分 IN


〈戦評〉

前節の逆転勝利の勢いをそのままに主導権を握る専大はPKを獲得し、さい先よく先制に成功する。その後も前線からの守備が機能して主体的に攻撃を展開。シュートがポストを直撃するなど決定機を多く創出する。しかし、クリアミスから東経大に同点弾を許して試合を折り返す。後半に入ると、序盤に専大の右サイドを崩されて逆転されてしまう。専大は猛攻を仕掛けるも、相手GKのスーパーセーブもあって得点は奪えず。1-2で敗れて今季5敗目となった。


〈試合展開〉

慶大戦の逆転勝利を生かしたい専大は、前線から積極的にプレスを仕掛けて試合を優位に進める。前半13分に右CKを獲得すると、キッカーの藤井が右足で中央にクロスを供給。相手のマークを剥がしてフリーになっていた樋口がヘディングシュートを放つ。しかし、これは左ポストに嫌われてしまう。


前半14分に左CKを得る。キッカーの藤井がインスイングのボールをペナルティエリア内に送ると、ゴール前で混戦模様に。松村が相手に倒され、PKを獲得する。ボールをセットするのは村上。ゆっくりとした助走からGKの逆を突いてゴール右に蹴り込み、キャプテンの一撃でさい先よく先制に成功する。

▲エース村上が今季2点目をマーク

その後も4-4-2の守備ブロックがうまくハマってセカンドボールを回収し、厚みのある攻撃を展開。すると、前半17分。松永がドリブルで持ち運んでパスを送ると、相手に当たってコースが変わり、一丸に渡る。一丸はペナルティエリア中央から左足でシュートを放つも、GKのセーブに遭う。このこぼれ球に反応した松永がペナルティエリア右から豪快に右足を振り抜く。しかし、今度は右ポストを直撃し、追加点とはならない。


リードを広げたい専大だったが、前半40分に東経大に自陣中央からロングボールを入れられると、専大のディフェンスラインの背後にボールが流れる。大野がそのボールをクリアしようと、前へ飛び出す。だが、うまくボールを処理できない。そのままボールを相手に拾われて無人のゴールに流し込まれ、同点にされてしまう。前半はそのまま1-1で終了し、試合を折り返す。


後半はほぼ互角の立ち上がりになるが、16分、東経大にチャンスを作られる。専大の右サイドを突破されると、クロスを上げられる。ファーサイドで相手に頭で詰められて逆転ゴールを喫してしまう。

▲サイド攻撃から逆転ゴールを許してしまう

負けられない専大はここから猛攻を仕掛ける。後半16分、ともに代わって投入された浦川と山本がチャンスを作る。浦川が右サイドの敵陣深くから切り返して左足でクロスを送ると、ゴール前で反応した山本がヘディングシュートを放つが、枠の上に外れてしまう。さらにペナルティエリア手前の中央でFKを獲得すると、浦川が直接ゴールを狙う。ボールは枠内に飛んだが、GKにセーブされてしまい、得点とはならない。その後もセットプレーなどから決定機を迎えるが決めきれず。最後まで攻め続けたが、1-2で敗れてしまい、連勝とはならなかった。

▲浦川と山本が攻撃を活性化させた


専大 1–2 東経大


得点者 専大 村上

    東経大 渡邊 村岡


専大は6月16日から開催されるアミノバイタルカップに出場する。

リーグ戦の次節は7月15日に明治学院大学と対戦する。


文=竹田一爽(文2)写真=北原倖多(文2)