News

最新ニュース


2023.05.10
野球

【野球部】またも延長サヨナラ負け 守乱目立つ

〈令和5年度東都大学野球春季2部リーグ戦=5月9日 上尾 専大4―5x立正大〉

  ▲エース西舘は延長戦まで投げ抜いたが、またも勝ちに恵まれなかった

今春3度目の延長サヨナラ負けを喫した。第3週まで勝ち点0の専大は、勝ち点1の立正大と対戦。1点を追う5回に満田柊蔵(経済4・佼成学園)の適時打と松永知大(経済2・創成館)の2ランで逆転するが、4-2で迎えた8回に西舘昂汰(経済4・筑陽学園)が2点を失い同点。延長に突入するが10回の攻撃で勝ち越し点を奪えず、最後は押し出し四球を与えサヨナラ負けを喫した。西舘は136球7安打8奪三振で自責点は2。味方の守備の乱れに足を引っ張られる形となった。

  守備の乱れが勝敗を左右した。初回、1死3塁から一塁手の外山優希(経営4・開星)がゴロを捕球できず先制点を献上。逆転に成功した直後の5回は二塁手の小林寛弥主将(経営4・坂井)の失策で1点差に迫られた。結局この日の専大は4失策。齋藤正直監督も「初回からエラーばっかり。そりゃ西舘に負担かけてますよ」と嘆いた。

 エース西舘は中盤までは支配的な投球を見せた。7回までに7奪三振を記録し、3安打0自責点とまともに捉えさせなかった。しかし、8回以降一気に投球が苦しくなった。1死から立正大4番熊谷選手に直球を狙われ被弾すると、その後も直球を狙い打ちされ同点適時打を浴びる。前回登板では変化球を有効に使い、相手に的を絞らせなかったが、この日は終盤の重要な局面で自身の変化球を信用できなかった。変化球のサインに首を振って投じた直球を弾き返された。指揮官も「本人は真っ直ぐ投げたいでしょうけど、やっぱり(重要なのは)緩急。大学生は変化球は打てないわけですよ。西舘自身も疑心暗鬼にならず、変化球で打ち取れるようなピッチングを(する必要がある)」と分析。「次のステージに行くような選手ですからね」と期待を込めた。

▲7回までは圧巻の投球を披露。しかし、終盤は立正打線に直球を狙い打たれた


敗れた一方で、打線には明るい材料も。5回の攻撃、先頭の工藤翔斗(経営1・大阪桐蔭)が中前にリーグ戦初安打を放つと、2死3塁から満田がしぶとく左前に運び同点適時打とした。さらに、続く1番の松永が初球を捉え、右翼席へリーグ戦初本塁打となる勝ち越し2ランを叩き込んだ。今季ここまで見られなかった打線のつながりを見せた。満田は続く打席でも4点目の適時打を放ち、好調ぶりを発揮した。

 

 ▲公式戦初ホームランを放ち好調ぶりを発揮した松永

▲満田は2本の適時打を放ち、貴重な役割を果たした


またしても白星を掴めず、未だ今季1勝のままの専大。この日の敗戦で2部優勝の可能性は消滅し、2部最下位で2部3部入替戦に回る可能性が色濃くなってきた。最下位回避には、野手陣の発奮が不可欠だ。

 

文=野見山拓樹(文4)

写真提供=宮内春菜さん