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2023.04.10
サッカー

【サッカー部】専大 圧巻のゴールラッシュ!リーグ戦今季初勝利をつかむ

JR東日本カップ2023 第97回関東大学サッカーリーグ戦3部


第2節 VS平成国際大学サッカー部


4月9日(日) 14:00Kickoff


@専修大学生田北グラウンド(川崎市多摩区)


専大 4–2 平国大


〈試合前情報〉

前節は神奈川大学と対戦した。開幕戦勝利を目指したが、序盤にPKを与えて失点。後半にもサイドからの攻撃で得点を許し、0-2で敗れた。この試合は待望となる公開試合とされ、78人の観客が訪れた。

第2節、リーグ戦初勝利を狙う専大は平国大と対戦した。

直近のリーグ戦からのスタメン変更は4名。亀田、中川、山下、山本が外れ、吉野、藤井、米山、仲本が入る。

また、上林真斗(法1・昌平)はドイツで行われている日本高校サッカー選抜 欧州遠征メンバーに選出されている。


以下、スターティングメンバー(4-3-3)

GK 28 吉野 翼   (法2・佐野日大)

DF 3 東海林 泰地 (法4・清水桜が丘)

DF 5 樋口 大輝  (法4・松商学園)

DF 6 鈴木 浩大  (経済4・専大松戸)

DF 12 志村 ぼん  (経済1・韮崎)

MF 7 松永 颯太  (経済4・清水桜が丘)                 後半36分 OUT

MF 8 浦川 流輝亜 (文4・青森山田)                       後半17分 OUT

MF 14 藤井 瑛斗  (商3・大津)                          後半27分 OUT

FW 17 米山 導   (経済3・横浜)                         後半9分  OUT

FW 18 仲本 隼翔  (経済2・松商学園)

FW 19 増田 幸弥  (商2・星槎国際)                      後半17分 OUT


途中出場

FW 9 松本 皐誠  (商2・東海学園)                        後半9分  IN

MF 20 棟方 豪郎  (経済3・昌平)                            後半17分 IN

MF 13 山下晶大   (経営3・専大松戸)                      後半17分 IN

MF 15 松村 厳   (法3・松商学園)                         後半27分 IN

FW 24 寺島 サフィール マイサラ (経済2・専大松戸) 後半36分 IN

▲スタート時のフォーメーション

〈戦評〉

序盤から専大が主導権を握る。前半10分に米山の個人技から先制点を奪うと、スコアを重ねる。同22分にはPKで加点し、同28分に連携から松永が決めて差を広げる。リードする展開も、プレスを怠らず、前へ仕掛けていく。止まらない専大イレブンは前半終了間際にCKから鈴木が4点目を奪って試合を折り返す。後半に入ると、次第に相手にペースが渡る。後半15分にはドリブルでペナルティエリア内への侵入を許し、失点。フォーメーションを変えて3バックにするも、前半のようにプレスがハマらず、同41分には相手に中央を抜け出され、追加点を奪われる。しかし、その後は体を張って守り切り、試合終了。守備面で課題も残る形となったが、試合後には専大の応援に駆けつけた大勢の観客とアルプス一万尺で今季初勝利を喜び合った。


〈試合展開〉

開始早々から前線の選手が相手にプレッシャーを掛けてペースを握る。10分には米山が左サイドからドリブルで仕掛けてシュートを放つ。一度は防がれるも、そのはね返りを再び米山がペナルティエリア左から右足でシュートを打つ。相手GKに触れられるも、ボールはゴール左に決まり、先制に成功する。


15分には決定機が訪れる。鈴木が縦パスを送ると、米山が左サイドからクロスを送る。反応した藤井がペナルティエリア左からボレーシュートを放つも、枠をとらえられない。


21分、相手のハンドで獲得したPKを仲本が落ち着いて右足でシュートを放ち、ゴール右下に沈めて追加点を奪う。


27分には左サイドでの細かいパス交換からこぼれ球に反応した松永が右足を見事に振り抜き、さらにリードを広げる。この日の松永はターンで相手をはがし、前線へパスをつなぐなど、攻撃のリズムを作っていた。


その後は左CKからキッカーの増田がショートコーナーを選択し、再び受けた増田がペナルティエリア内へクロスを供給するも、惜しくも味方には合わない。すると、48分には左CKを獲得し、増田が左足でアウトスイングのボールを入れる。ゴール前で東海林が頭で落とし、そこに反応した鈴木が右足でシュートを決め、4点差として試合を折り返す。


後半に入ると、うまく相手を捕まえられず、カウンターからチャンスを作られる。すると、60分には平国大の屋宜がドリブルを仕掛け、ペナルティエリア左から左足を一閃。吉野は反応できず、失点を喫する。


専大はディフェンスラインを左から樋口、東海林、鈴木の3枚に変更し、守備を安定させようとする。しかし、80分には最終ラインのギャップを突かれ、平国大の平家にディフェンスラインの裏に抜け出されると、ペナルティエリア手前から右足でミドルシュートを放たれる。ボールのバウンドを見事にとらえた一撃はゴール右にたたき込まれ、追加点を許す。しかし、その後は失点を許さず、4–2で専大が勝利した。


専大 4–2 平国大

得点者 専大 米山、仲本、松永、鈴木

   平国大 屋宜、平家 


試合後、インタビュー


米山導

試合を振り返って―

「前半のようなゲーム展開はすごく自分たちが思い描いていたゲームだったが、後半はその強度が保てず、相手にペースを握られたのは良くなかったが、勝てて良かった」


先制ゴールを振り返って―

「自分がイメージしていた右足でカットインしてからのシュートはできなかったが、その後のリアクションが速かったのは良かった」


次戦に向けて―

「チームの初勝利は良いことなのでこのまま勝ちを積み上げて1位、2部昇格できるように頑張りたいと思う」


松永颯太

試合を振り返って―

「前回の開幕戦を落とし、今回は落とせなかったのでその分で勝てたことは良かったと思うが、後半だけ見れば0–2で負けてしまったのでそこは修正点だと思う」


自身のゴールを振り返って―

「自分の得意とする良い形で受けられたし、FWが良く落としてくれたので決めるだけだった」


前半は中央、後半はポジションが変わり左サイドでプレーしたが―

「だいたい前の方ならどこでもできる。そこは自分の強みだし、どのポジションで出ても結果を残してやるだけ」


次戦に向けて―

「次は東京学芸大だと思うが、調子が良いチームなので自分たちも無失点で抑え、3点以上取って勝てるように頑張りたい」


鈴木浩大

試合を振り返って―

「前半は良い形で入れて点も取れた形だったと思うが、後半の入りが悪く、守備の強度も低くなり、失点してしまった。次の課題として修正したい」


自身のゴールを振り返って―

「東海林が競ってそのボールが良いところにこぼれて来たのでラッキーでした」


後半は失点もあり、3バックにシステム変更したしたが―

「システムが変わって自分たちが混乱したのはあるが、一番は個人個人の強度や運動量が減ったのが原因だと思うので、システムが変わっても運動量や質を徹底していきたい」


次戦に向けて―

「前節負けて今節勝てたので連勝できるようにまたチームで頑張っていきたいと思う」


次戦は4月16日14時から専大生田北グラウンドで東京学芸大学と対戦する。


文=竹田一爽(文2)