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平成30年度東都大学準硬式野球 秋季リーグ戦対国士館大学第１回戦 inダイワハウススタジアム八王子
９月22日、秋季リーグ戦対国士館大学第１回戦が行われた。５試合を終え未だ勝ち星のない専大は初勝利を挙げたいところだったが、勝利への壁は厚かった。
初回に先制点を許した専大は３回にもヒットと四球やバッテリーミスが絡み、さらに３点を失い苦しい展開が続く。打線も得点圏に走者を進めるものの拙攻が目立ち、無得点に抑えられる。その後も国士舘大に追加点を奪われ試合は完全に相手側に傾いてしまう。最終回に相手のボークで何とか1点を返したものの、いいところがなく敗れた。
＜スコア＞
国士大｜１ ０ ３｜０ ０ ３ ｜０ １ １｜９
専 大｜０ ０ ０｜０ ０ ０ ｜０ ０ １｜１
スタメン
１（中）須永隼人（商２・専大松戸高）
２（遊）岡本元希（経営３・常葉菊川高）
３（右）上野滉平（商３・県岐阜商高）
４（指）五十嵐健（経済３・常総学院高）
５（一）大野恵和（経営４・専大松戸高）
６（捕）結城莉功（法２・専大松戸高）
７（左）桂川海輝（経済４・専大北上高）
８（三）杉山滉生（経済４・専大北上高）
９（二）中谷功大（法２・広陵高）
P 松澤知大 （商３・関東学園大附属高）ー杉山滋紀（商２・静岡商業高）ー山口寛太（法３・金沢市工高） ー佐野尚也（経済３・三島南高）
秋リーグ５試合を終えて未だ勝ち星なしの専大。ここから巻き返しを図るためにもこの国士舘大とのカードで初戦を制したいところだ。
そのためには先発の松澤に試合を作ってもらいたいところだったが、初回からヒットと四球などで１死２、３塁のピンチを作り内野ゴロの間に先制点を許し、3回には2本のタイムリーを浴びさらに3点を奪われる。松澤は5回途中まで投げるも試合を作ることはできなかった。
▲悔いの残る内容となった松澤
一方、打線も相手先発の専大松戸である小田川に苦戦。なかなか打ち崩すことはできず無得点に終わってしまう。その後も投手陣は相手に着実に追加点を奪われ、打線は点が奪えないという悪循環が続き相手に大差をつけられるという非常に苦しい展開となってしまった。何とか最終回にヒットと四球でチャンスを作り代わった相手投手のボークで1点を返したものの得点は結局この１点のみ。投打がかみ合わずリーグ戦初勝利はまたしてもお預けとなった。
この結果、専大は6試合を終えてまだ勝ち星なし。去年の秋リーグで優勝した頃と比べるとあまりにも不甲斐ないチーム成績だ。せめて1勝でも挙げて先の見えない長いトンネルから抜けてほしい。
▲2安打３出塁と気を吐いた４番五十嵐
阿部拓磨主将（経営４・専大松戸高）
「今日の試合もだが、どんな投球でも勝ってみせるという気迫が伝わってくる投手が山口寛からしか感じられなかった。先日の東洋大戦もだが打者が頑張ってくれているのにこれだけ点を取られると必然的に勝てなくなってしまう。まだ勝ちがないので何とか明日、どんな形でもいいので1勝して流れをつくりたい。」
２安打３出塁の五十嵐
「 (２安打３出塁の活躍だったが)先頭だったのでノーアウトから出塁することができたが、自分としては５打席目の満塁の場面で打たなければならなかったのでいらないところで打ったなと思っている。自分を含めて一人一人がレベルアップしていかないと勝てないと思う。練習から意識を変えて試合に臨んだ方がいいと思いました。（今のチーム状況について）みんな打てなくて、ピッチャーが点を取られている。確実に点を取るためにも自分はランナーがいる時に絶対打てるようにしてチームの勝利を考えるようにしたい。明日負けたら勝ち点を取られるので、勝つことだけでなく今後につながっていける戦い方をしたいです。」
（法３・髙橋玲央）
