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2014.09.07
サッカー

関東大学リーグ第12節 苦しい試合展開を跳ね返し後期リーグ初戦を専大は勝利で飾る!

 9月6日、関東大学サッカーリーグ戦、後期が味の素フィールド西が丘で開幕。主力メンバーが欠場した専大は筑波大に1-0で競り勝った。
 前半、開幕戦特有の堅い雰囲気の中で専大はチャンスが作れない。ボールを奪ったら縦に速く、カウンターへと転じてシュートまで持っていく筑波大に主導権を握られる。持ち味の素早いパスワークができずシュートも相手より少なく、0-0で折り返す。FW前澤甲気(経営4・清水商業高)は「動きが少なかった」と前半を振り返った。  後半に入ると相手の守備が緩いサイドの浅い位置から仕掛ける攻撃が増える。52分にはDF北爪健吾(法4・前橋育英高)のスルーパスに反応した北出雄星(経済3・日大鶴ヶ丘高)がシュートを放つ。しかし、62分には右サイドから上げられたクロスをほぼフリーでヘディングシュートを叩きつけられるが、今日が初先発となったGK蔦颯(法1・前橋育英高)が左手一本でセーブするなど試合は互角の様相を呈する。

試合が動いたのは後半アディショナルタイム。私市一樹(経済2・東海大菅生高)がペナルティエリア手前から左サイドを駆け上がってきたフリーの小口大貴(経済2・生田東高)にパスを出す。GKとの一対一をゴール左に流し込み先制に成功する。  残り時間を無失点で終えた専大は後期リーグ開幕戦を最小得失点差の勝利。首位をキープした。

次節は9月14日(日)に明大と味の素フィールド西が丘で対戦する。

(古谷皓平 文1)


岩渕弘幹コーチ

(試合を振り返って)「今日は特別な試合だった。練習試合から公式戦になり、開幕戦の独特な雰囲気や緊張感がある。勝負をかけ、泥臭くいこうと声をかけた。」

(仲川が不在の中で立ち上がりにリズムが掴めてなかったが)「(前半は)合格点は出せないが、思った以上には動けていた。そのなかで前半でスコアを動かせればよかった。」

(後期の戦いについて)「後期はインカレの出場権がかかったりと、厳しい戦いになる。勝ち点を取るために考えていかないといけない。」

小口選手

「(今日は)勝ちにこだわってた。気持ちを前面に押し出せた。(前期は)悔しい思いをした。専大は右サイドが注目されがちだが、左で甲気(前澤選手)と私市とのコンビでリズムを作っていきたい。

蔦選手 (初出場の感想は)「緊張した。試合の中で最低限の役割を果たせた。福島さんから『ミスを恐れず、おもいっきりやれ』ということばに助けられた。」 (90分出場しての課題は)「押し込まれたときにチーム全体に的確に声をかけられるかという点。フリーキックやファールのときに冷静に判断できるようにする。」