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2017.12.31
陸上

【陸上部】箱根駅伝直前! 長谷川柊単独インタビュー

 第94回箱根駅伝予選会(1014日東京・立川市陸上自衛隊立川駐屯地~国営昭和記念公園)が行われ、専大陸上競技部が箱根出場を懸け試合に挑んだ。結果は14位とチームとしての出場は逃したが、長谷川柊(商2・八海高)が1:00:23の総合36位でゴール。オープン参加となる関東学生学連連合チームのメンバー入りが決定した。

 関東学生連合チームは箱根駅伝予選会で敗退した11位以下の大学の中から個人成績を参考に外国人留学生を除く各校1人16名から編成されるチームである。さらに、その中から予選会の20kmのタイムに加え、1125日に行われた1万メートル記録挑戦競技会(以下、記録挑戦会)の合計タイムで選考され、上位10人が本戦出場となる。

 記録挑戦会のレース前「1区を走りたい」と話していた長谷川は、同じく1区を希望する近藤(東大)とのタイム差が30秒あったことから「近藤さんとの差を上回るタイムでゴールしたい」と意気込んだ。レースが始まると長谷川は先頭集団でくらいつき積極的な走りで組全体の2位でゴールする。しかし、合計タイムで近藤のタイムを上回ることはできなかった。「最初のペースが遅く最後の1、2kmが勝負だと思ったので、タイムよりも勝負にこだわって最後は勝つということに意識を変えた」とレースを冷静に振り返った。長谷川は希望の1区とはならなかったもの花の2区を任された。

 ▲29:10.15と記録挑戦会でも安定した走りをみせる長谷川


 長谷川にとっては初めての箱根駅伝出場となる。12月18日、大会を控えた現在の心境を尋ねてみた。以下、長谷川のコメント。

 

―――箱根駅伝に学生連合チームとして出場が決まり、今どんな気持ちですか

1年生の最後に「来年は絶対箱根に出よう」と決めていたのですが、いざ決まると周りからのプレッシャーや期待をかなり感じるようになりました。友達から応援されるのは嬉しいのですが、家族や高校の先生に言われると「走らなきゃ!」と思いますね。

 

―――箱根駅伝に向けて自分自身で変えたことはありますか

普段と違うことをすると体の状態が悪くなってしまうと思ったのでむしろ変えないようにしています。 


 ―――普段の練習や生活で意識していることはありますか

2年生になってから「最後の1、2kmで勝負になった時に絶対に勝ちたい」と思い、練習から最後の勝負で勝つことを意識しています。


―――長谷川選手が走る2区は23.1㎞と一番長い区間ですが、2区を走ることについてどう思いますか

2区は距離が長いだけでなく、各大学のエース級の選手が集まるエース区間でもあります。今回2区を経験することで、来年強い選手と戦うときに浮足立たず緊張しないで落ち着いた自分の走りができるのではないかと思います。だから、このような貴重な機会を大切にしたいです。


 ―――2区は留学生も走りますが何か意識していますか

今の段階では留学生の選手と戦う力はないと思いますが、レースでは競り勝つという気持ちで挑みたいです。 


―――2区を走るということは学連選抜の中でもエースとして期待されていると思いますが、エースという実感はありますか

エースという実感はないですが、チームの立ち位置を考えると自分が失敗できない立場にあると思います。学連選抜のメンバーは力のある選手たちなので刺激をもらっています。


―――2区の目標タイムを教えてください

現時点では、ざっくりですが1時間9分台を目標にしています。やっぱり前半かなり早いペースになると思うので最初を良いペースで入って、後半権太坂あたりでかなりきつくなると思いますが、そこで粘って勝ち切るレースをしたいと思います。


―――家族に伝えたいことはありますか

家族が一番自分のことを応援してくれているので特に親には感謝しています。直接は言わないですけどね()。親が一番喜ぶのは自分が結果を出したときだと思うので恩返しという意味でも結果を出せるように頑張りたいです。


―――最後に、箱根への意気込みをお願いします!

去年卒業された丸山さんが一昨年2区を走っているので、タイムを越すまでは厳しいかもしれませんが近い走りがしたいと考えています。最近は、最初から速いペースでどんどんいくようなレースができていなかったので、自分の限界に近いレースがしたいです。

 

内には激しい闘志を抱きながらも謙虚さを忘れない長谷川らしい言葉が印象的だった。


94回東京箱根間往復大学駅伝競走は2018年1月2、3日に東京と神奈川を舞台に繰り広げられる。 専大の代表として、関東学生連合のエースとして、長谷川の“攻め”の走りに期待したい。


(文=内田裕士・法1、石崎愛奈・法3、撮影=石崎)