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2017.10.30
卓球

【卓球部】安藤インカレ2冠!1年枝松とのペアで制す

全日本学生総合選手権大会(個人の部)=10月26日~29日 埼玉県所沢市民体育館

 

 3年目にしてついに学生卓球の頂点に立った。女子ダブルスで安藤みなみ(商3・慶誠高)・枝松亜実(人間科学1・山陽女子高)のペアがインカレ初優勝を達成した。安藤はその後行われた女子シングルスでも優勝し、見事2冠に輝いた。専大生からインカレ2冠王者が誕生するのは平成28年に鈴木李茄さん(平29商)以来の快挙で、安藤は「鈴木さんも3年次のときに2冠を達成していて、まさか自分も達成できるとは思わなかった」と驚いた様子で話すも「去年よりいい結果を出したくて練習してきたのでがんばってきてよかった」と納得を見せた。また、男子は郡山北斗(経営3・関西高)、三部航平(商2・青森山田高)がベスト4に田添健汰(商4・希望が丘)、及川瑞基(商2・青森山田高)がそれぞれベスト8の成績を残し、計4人が入賞を果たした。


▲インカレ2冠を達成した安藤

 女子ダブルスの決勝の対戦相手は中央大の伊藤・瀬山ペア。6月にあった関東学生選手権では同じく決勝の舞台で敗れた相手だ。2セットを取られ、マッチポイントまで追い込まれたが粘りを見せて最終セットまで持ち込み、見事逆転勝利を掴んだ。枝松は「全国の舞台で初めての優勝ができた」と勝利を喜んだ。

▲ダブルス優勝が決まり、観客席で応援する人に向けて笑顔を見せる安藤(左)と枝松


 その翌日行われた女子シングルスでも安藤は順調に勝ち上がり、昨年度の同大会では手が届かなかった決勝に進出。日大・奥下選手を相手に第1セットを11-1で先取し試合の主導権を握ると、その後も持ち前の力強いボールで相手を圧倒し、セット4-1で優勝。最後のポイントを奪った安藤は喜びを爆発させ、見事シングルスの頂点にも立った。


▲女子シングルス決勝で最後のポイントを奪った安藤


▲試合後、安藤を満面の笑みで出迎える藤川英雄女子監督


大会後のコメント

藤川監督

「安藤が優勝できてホッとしました、うれしかったです。リーグ戦では安藤に負担をかけてしまっていたので・・・報われてよかったです。伝統あるチームの中心選手として勝って当たり前だと思われている部分もありますし、その中でチームを引っ張って、そういう環境の中で成長した部分もあると思います。大変だとは思いますが、今回優勝できて本当にうれしいです」

安藤

「昨年よりいい結果を残すつもりでずっと練習してきました。サーブやラリーのバックハンドを意識的に練習してきて、フォアとバックの両方の攻撃が有効的に使えたかなと思います。鈴木(李茄)さんは社会人に進んでも活躍されていますし、自分も負けないようにという思いはあります。2冠は自分にとってプラスの経験になりました。次の大会でもいい結果が残せるよう、もう1度気を引き締めたいです」

男子シングルスベスト4の三部

「今年はリーグ戦でなかなか勝てなくて、不調から抜け出せませんでした。この大会も最初は良くなかったけれど、高宮(啓)監督のサポートもあって試合を重ねるごとに状態も上がってきて、いい成績を残せました。周りの人に感謝したいです。全体を振り返って、自分の中ではいい試合ができたと思っています。今年はなかなか勝てなかったのを、この大会で克服できました。これがスタートだと思って、またがんばります」

同じく男子シングルスでベスト4の郡山

「昨年も同じ成績だったので、できることならさらに上を目指そうと思っていましたが、まさか本当に去年と同じベスト4に入れるとは思いませんでした。

自分の持っている以上の力をを出し切る事ができたのでよかったです。それでも、最後の試合で負けてまだまだ練習が足りないなと思ったので、これからもがんばります」



▲シングルスで入賞した5選手


(高橋玲央・法2、写真=髙橋、飛田)