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2014.08.12
サッカー

総理大臣杯 初戦を圧勝! 2年前の雪辱果たす

 専大4-1鹿屋体育大学 (8月11日 ヤンマースタジアム長居)
  総理大臣杯2回戦が8月11日に行われた。専大は鹿屋体育大と対戦。
 今大会の初戦。「優勝以外はいらない」と選手たちが口を揃える。鹿屋体育大学は2年前のインカレで惜敗している。雪辱を果たすべく初戦に臨んだ。
 前半、「(失点は)想定外だったが、入りは悪くなかった」と失点シーンを振り返った岩渕弘幹監督代行。その言葉通り、立ち上がりは決して悪くなかった。しかし、7分にバックパスのミスから小谷に先制点を奪われる。失点後は相手の前でDFが対応し、リズムを作っていく。30分、左サイドをオーバーラップした小口大貴(経済2・生田東高)のグラウンダーのクロスに東大樹(経済4・成立学園高)が合わせ、同点に追いつく。40分には仲川輝人(商4・日体江原高)のクロスをファーサイドの中島健太が折り返し、最後は萩間大樹(経済3・瀬谷高)が押し込み逆転に成功。3分後には仲川の豪快なミドルシュートがゴール右隅に突き刺さり、追加点。3-1で前半を折り返す。
 「(後半は)攻めさせてもらえなかった」と福島春樹(法3・静岡学園高)。後半、前にボールが入らなく、守りに時間が多くなる。福島のファインセーブで鹿屋体育大学の攻撃を防ぐ。アディショナルタイムには途中出場の私市一樹(経済2・東海大菅生高)が右サイドから仲川のパスを冷静に流し込み、ダメ押しのゴール。しあいはこのまま終了。因縁の相手に4-1と圧勝。3回戦にコマを進めた。
 次戦は8月13日 法大とヤンマースタジアム長居で対戦する。

岩渕監督代行コメント
「(相手は)カウンターが本当にうまかった。けど、前半のうちに逆転できてよかった。(法大は)バランスが取れているチーム。関東2部のレベルではない。今日と明日でしっかり分析して試合に臨みたい」
萩間コメント
「(シュートシーンは)(中島)健太からきたボールを入れただけ。フロンターレユース出身コンビで決められてよかった。(法大戦に向け)トーナメントなので最後まで勝ちきれるようにしたい」
仲川コメント
「(試合を振り返って)先制点を取られたが、焦りはなかった。切り替え大切だった。東が決めて自分たちのペースにできた。(得点シーンを振り返って)運が良かった。相手の股が空いていたので思いっきり行こうと思った。形が専大らしかった。(次戦に向け)法大とは初めて戦うからどんなチームなのかわからない。自分たちのサッカーをすればいいだけ。勝ちますよ」


▲3点目を決めた仲川。得点王にも期待がかかるゴールとなった。


(文=曽雌達哉 文3 写真=安藤貴大 商1)