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2017.01.05
アイスホッケー

【アイスホッケー部】インカレ開幕 12得点の猛攻で2回戦進出

1月5日 第89回日本学生氷上競技選手権大会(冬季インカレ)対久留米大学 スコア12--0

 1月5日から各会場でトーナメント戦が行われているアイスホッケーのインカレ。専大は1回戦で九州の久留米大学と対戦した。試合は第1ピリオド6分、#11東山哲士(法4・北海高)のゴールで先制すると、その後立て続けに得点を重ね、このピリオド一気に5点を奪う。専大は最終的に12得点の大勝を収め、最後まで相手に反撃する隙すら与えなかった。この結果、専大は2回戦に進出、6日の17時30分より日本体育大学と対戦する。

≪スコア≫

専大 12-0 久留米大

1P 5-0 (シュート数36-3)

ゴール 6分35秒 #11東山哲士

    8分47秒 #10三浦真一朗(法4・東北高)

    12分18秒 #11東山哲士

    13分4秒  #88高橋侑希(法2・北海高)

    15分49秒 #12松浦輝(法4・東野高)


2P 2-0(シュート数33-0)

ゴール 13分    #11東山哲士

    18分20秒 #89髙橋雄介(商1・北海高)


3P 5-0(シュート数25-1)

ゴール 2分19秒  #6荒川寛人(法2・北海道栄)

    2分40秒  #88高橋侑希

          8分30秒  #12松浦輝

    13分15秒 #8東山凌士(法2・日光明峰高)

    18分48秒 #13井上玖良(法3・北海高)


トータルシュート数 94-4


▲#11東山(写真中央)が先制のゴールをあげ、大量得点の口火を切った。試合後のインタビューでも「調子は良い」と話し、次戦でも活躍が期待される

 負けたら終わりのトーナメント戦、1戦1戦にかかるプレッシャーはリーグ戦とはまた違うものがあり、さすがに選手たちも試合前はどこか緊張している様子だった。試合開始直後から果敢にゴールを攻めていくが、なかなか得点ができず5分が経過。選手たちに焦りの色が見え始めたとき、その雰囲気を一気に取り払ったのが主将・#11東山のゴールだった。

 #11東山の先制ゴールで気持ちが楽になったか、チームも勢いを増し、着実に得点をあげていき、序盤で勝負を決めた。

 第2ピリオドは相手が5人+キーパーの全員で徹底した守りの布陣を展開してきたこともあって、第1ピリオドのように得点をあげることはできなかったが、それでも遠い距離短い距離さまざまな攻撃をしかけることで相手に徐々にプレッシャーをかけていった。そして、第3ピリオドでは#6荒川がキーパーのこぼしたパックを確実にゴールに押し込むなど、相手の守備の乱れを突いて再び得点を重ねることに成功し、第1ピリオドと同じく5得点をあげた。相手を完全に圧倒しての勝利に、味方ベンチも終始大きくわいていた。

 インカレ開幕前、チームはベスト8入りを目標としてあげている。次戦の日本体育大学は関東大学リーグのディビジョン1グループAに所属する格上の相手だ。今日の試合のように何度も何度も攻撃のチャンスが訪れることはない分、専大本来の強みである粘り強い守りを展開していくことがカギになりそうだ。


試合後のコメント

高橋裕一監督

「相手がどこであろうと、油断することなく試合に臨むよう選手には伝えた。4年生にとっては最後の大会だし、1日でも長くこのチームで試合をするために選手全員がしっかり準備をしてきた。次の試合、勝つためには失点を最小限に抑え、たとえリードされても敵に喰らいついていく、そんな姿勢を見せてほしいと思う」

東山哲士主将

「初戦ということもあって、みんな最初は少し緊張していた。最初点がすんなり入らず、焦りがあったが、第1ピリオドで点が入ったことで流れが変わり、そこで勝負を決められたのにはホッとした。明日の試合が山場で、日体大に勝つのが目標なので、勝利に貢献できるいいプレーを今日以上にしたい」

(飛田翼・文2 写真も)