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2014.05.11
ハンドボール

関東学生ハンドボール春季リーグ学習院大戦 6連勝達成で3部昇格決定

 5月11日、関東学生ハンドボール連盟春季4部リーグ・学習院大戦が東経大武蔵村山キャンパスで行われた。この試合が今期の春季リーグ最終戦。首位に立ってこの日を迎えた専大は、学習院大に苦戦しながらも31-22で勝利し、4部優勝を決めた。この結果、専大は念願の3部昇格を果たした。

 

 

 ここまで、余裕のある展開で5連勝中と波に乗る専大だったが、この日は立ち上がり苦戦することになる。学習院大に先制を許すと、立山貴生(法4・九州学院高)、高野賢太(人間科学3・新潟江南高)のシュートが続けざまに相手GKに止められてしまい、中島俊輔(経済3・専大付高)のシュートもゴールのバー直撃。なかなか1点目が挙げられず、流れを作ることができない。

 

 こういう時に流れを引き寄せてきたのはGKの清水亘(商2・桐光学園高)の好セーブ。それはこの日も同じだった。清水が相手のシュートを止めると、直後に高野の得点が生まれ、そのまま一気に同点に。

 

 その後は競った試合展開が続くが、前半13分に立山が7mスローを決め、6-5とついに専大がこの日初のリードを得た。16分には再び清水が相手の至近距離のシュートを止め、新村友哉(法3・東海大菅生高)の得点で8-6。こうなると試合は完全に専大ムード。少しずつ点差を広げ、17-11と6点をリードして前半を終えた。

 

 後半も学習院大に先制を許してしまうが、山内康督(法2・桐蔭学園高)が相手の裏をかくポストシュートですぐさま取り返す。さらに後半3分には新村が相手2人を抜いてゴールを決め、専大は得点を20点に乗せた。

 

 その後も専大はパスワークが冴え渡り、1点、また1点と得点を重ねていく。後半はわずかに膠着状態に陥った時間帯があったものの、最終的に14得点。合計31-22、9点差での勝利で、見事4部優勝を決めた。

 

 

 初戦の茨大戦の黒星以降、圧巻の6連勝を果たした。これにより、入れ替え戦なしで3部リーグへ昇格となった。

 

▲主将としてチームを牽引する新村(撮影=峯村 竜河・法1)



▲勝利を喜ぶ立山(中央左)と新村(中央右)

 

以下は選手のコメント

 

新村主将

「これまで3部昇格を目指してやってきたので、本当に嬉しい。チームが一つになって盛り上がれたことが(優勝の)一番の要因。(キーマンと挙げた立山と清水の)2人には感謝の想いしかない。今後は2部昇格を目標にやっていく」

 

 

 

(安江 祐輔・経済3)