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2014.04.29
アイスホッケー

関東大学アイスホッケー選手権大会 猛攻しかけるも0-5で敗北し8位という結果に

 4月29日、秩父宮杯第62回関東大学アイスホッケー選手権大会の大東文化大との7位決定戦がダイドードリンコアイスアリーナにて行われた。専大は第1ピリオドでの失点をとりかえすため第3ピリオドで6人攻撃を仕掛けるも点差を広げられてしまい敗戦。専大は0-5で8位という結果になった。

 

第1ピリオド、専大は細かいパス回しでゴールを狙うが相手に止められてしまう。相手の積極的なシュートに対し好セーブを見せていたGK・戸津寛太(法4・長野工高)だったが、左からシュートを決められ失点。

 

第2ピリオドでは専大のシュート数は第1ピリオドよりも増えたが点に繋がらず。途中、専大がパワープレーをしかけるもなかなかシュートは決まらず。互角の攻防の末、第2ピリオドは互いに無失点で終了。

 

専大が1失点を追う形で迎えた最終ピリオド。第2ピリオド同様、チャンスはあるものの得点が挙げられない専大。相手がパワープレーをしかけゴール前から押し込まれ点を決められる。その後の専大が粘りの3連続シュートをするも相手GKに防がれてしまう。再度パワープレー中に1点を加えられてしまう展開に。専大はGK・戸津を交代し決死の6人攻撃を仕掛けるも、無人のゴールに2度決められ試合終了となってしまった。

 

【試合詳細】

第1ピリオド

13分 得点 矢野(大東大)

0-1

(シュート数6-19)

第2ピリオド

0-0

(シュート数11-13)

第3ピリオド

51分 得点 植木(大東大)

57分 得点 目黒(大東大)

59分 得点 三島(大東大)

59分 得点 三島(大東大)

0-4

(シュート数10-11)

 

0-5(総シュート数27-43)

 

今回の結果に対して、高橋裕一監督は「去年の9位よりも1つ上の順位だが悔しさが残る結果となった。できるはずのことができなかった。」と語る。また、主将の戸津は「初戦で勝てたことはよかったが、それによって逆に回しが緩んだ。チームとして完成しているような錯覚を起こし空回りしてしまった。」と分析している。

 

ともに課題として挙げたのは「得点力不足」。勝ち点が重要となるアイスホッケー。今後について「上位のチームとも競れるが、点が取れていない。相手を0点に抑えても、チームとして“4点を取る”ということを目標としている。どうしてそれが今回出来なかったのかチームで話し合い改善していきたい。」と戸津。監督も「点を取らなければ勝てないスポーツなので、得点を取れるように普段から意識を高め、得点力の他にもメンタルも強化し試合に勝てる強さをつける。去年の入れ替え戦以来掲げてきた“捲土重来”を仕切りなおしてやっていく。」と意気込みを語った。

 

次は秋に行われるリーグ戦。まだ始まったばかりであるこのチームがどのように成長していくかとても楽しみである。

 

また、戸津は「今大会を通して嬉しかったことは、全学応援団の方が全試合に来てくれたこと。また、その他にも多くの方が応援に駆けつけてくれて本当に嬉しかった。」とも話してくれた。これを機にアイスホッケーの観戦に行ってみてはどうでしょうか?

 

 

(伊東 祐佳・文2)