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2016.09.18
アイスホッケー

【アイスホッケー部】 リーグ戦開幕 初戦は神大相手に大勝

 9月3日に開幕した平成28年度関東学生アイスホッケーリーグ戦、専大は18日にリーグ初戦を迎えた。初戦の相手は昨年同様、神奈川大学。昨年は先制を許すも終盤なんとか逆転勝ちを収めていた専大だったがこの日の試合は終始専大ペース。試合開始から攻撃の手を緩めることなく9-2で快勝した。

≪スコア≫

専大 9-2 神大

1P  1-0(シュート数18-4)

2P 4-0(シュート数14-7)

3P 4-0(シュート数17-10)  

トータルシュート数 (49-21)

 

試合後のインタビューで高橋裕一監督が「昨年の神大戦は接戦になったということもあるので、今回は最初から押していった」と言ったように、専大は始めから攻めの姿勢を見せた。相手にパックを渡すことなく果敢に相手のゴールを狙っていく。開幕戦ということで緊張感もあったか、第1ピリオド序盤は相手の守りに阻まれなかなか得点が入らなかったが、13分に#16田部瑛介(経済1・苫小牧東高)が大学初ゴールとなる先制のシュートを放った。



▲今季リーグ戦、チーム初ゴールを決めた1年の田部(写真中央)。チームメイトから手荒い祝福を受けた


 第1ピリオドはこの1点のみだったが、チームに勢いをもたらすには十分な得点だった。第2ピリオドは開始50秒に#17石橋広大(法1・苫小牧工高)が追加点のゴール。開始直後の速攻で1点を奪うと専大はますます攻撃の勢いを強め、このピリオドの間に4点を加えた。第3ピリオドでは2点を失うも、#10三浦真一朗(法4・東北高)が2本のシュートを決める活躍で更に点を加えるなど、最後まで攻めの姿勢を崩すことなく圧倒した。

▲この試合2ゴールの活躍を見せた三浦

試合後インタビュー

高橋裕一監督

「これまで得点を挙げる決定力に欠けると言われ続けていたこともあって、夏はスコアリングに特化した攻撃メインの練習メニューを組んだ。最初から攻めの姿勢を見せることで昨年の神大戦より点を奪う事ができた。今日の収穫はどのセットでも得点に絡むプレーができたこと。これは昨年と違う部分でもあり、今年のチームの強みでもある。それでもまだまだ詰めの甘い部分が見られたのでそこは修正して次の試合に臨みたい」

東山哲士主将(法4・北海高)

「春は1、2点しか取れない試合が多くて、夏の合宿では得点をあげるための練習をしてきた。今日はそのチームの得点力が発揮でき、練習の成果が出てよかった。次の試合でもこの勢いを続けていきたい。次戦の東海大は春の試合で負けた相手。挑戦者の立場の気持ちを忘れずに、勝ちを目指したい」

 インタビューにもあった通り、これまで専大アイスホッケー部は得点力の低さや、ここというチャンスでなかなか点を取れない場面があった。しかしこの日は9得点を挙げ、これまでとは違う攻撃力の高さを見せた。次戦の相手である東海大は、専大と何度も白熱した試合をしてきた相手でもある。この日発揮された攻撃力が次戦でも爆発するのか、夏の練習の成果が試される。


《次の試合のお知らせ》

次の試合は10月1日、12時から練習が開始される予定です。対戦相手は東海大学です。

(飛田翼・文2)