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2014.01.30
野球

東都大学秋季リーグ 第6週 国士大戦

【第1戦】池田好投も惜敗

 
 10月14日、東都大学野球秋季2部リーグ戦の国士大戦が行われた。2部残留のために勝ち点を稼ぎたい専大だったが、惜しくも1-2で敗れ、黒星スタートとなった。17日の第2戦でも投打ともに振るわず、1-4で敗戦。2連敗で勝ち点を逃してしまい、専大は熾烈な降格争いに巻き込まれることとなった。

 1回裏、専大先発の池田駿(商3・新潟明訓高)の立ち上がりを狙われた。国士大の2番大野に死球での出塁を許すと、3番森(勇)に適時二塁打を打たれあっさりと先制点を献上してしまう。続く4番森(公)の安打で1死1・3塁とされると、5番村島のスクイズで追加点。専大はいきなり2点を追う展開となった。

 先発池田はその後立ち直り、相手打線を完璧に抑えていく。そのまま8回を投げ抜き、被安打3、奪三振7という好投を見せ、初回の2失点のみで味方の援護を待った。

  池田の力投に応えたい専大打線だったが、中々相手投手を打ち崩せず、無得点のまま終盤戦を迎えてしまう。しかし、8回、ついに相手の2番手投手を捕まえた。8番時本亮(経営2・大垣日大高)と1番市原一樹(文4・松商学園高)の安打でチャンスを作ると、敵失の間に1点を返した。ようやく待望の得点を奪い、勢いそのままに畳みかけたい専大だったが、後続を断たれてこの回は1点止まり。続く9回も流れを取り戻すことはできず、勝利まであと一歩届かなかった。

 

専大 |000 000 010|1
国士大|200 000 00x|2

 

【第2戦】打線がかみ合わず勝ち点を逃す

 台風の影響もあり、翌15日に予定されていた試合は17日に延期された。これで流れが変わるかとも思われたが、そう簡単に悪い流れを断ち切ることはできなかった。

 専大の先発投手は初戦と同じく池田。初戦で課題となった立ち上がりだったが、この日も四球と安打でいきなりのピンチを迎えると、またも4番森(公)の適時二塁打により2点を先制されてしまった。

 
 初戦ではここから立ち直った池田だったが、この日はうまく修正ができなかった。5回、8回にも追加点を許し、8回途中でマウンドを降りた。被安打8、自責点4だった。

 打線も初戦同様元気がなく、5回の内野ゴロの間に得た1点のみ。6番の荒木翔平(経営3・横浜高)が二塁打を2本放つなど一人気を吐いたが、全体では散発の4安打。やはり国士大の継投策を破ることができず、1-4で悔しい二連敗となった。

 

国士大|200 010 010|4
専大 |000 010 000|1

 

 東都大学野球秋季2部リーグ戦も第6週が終わり、いよいよ大詰めになってきた。残念ながら専大には降格の可能性も残っている。しかし、残留のために必要なことは非常にシンプルで、勝ち点を得ることだけだ。専大に残されたのはあと1カード。ある程度開き直って、今季最終戦である東洋大戦では悔いのない戦いをしてもらいたい。

 (遠藤 史崇・文2)