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2015.04.12
バスケ

【男子バスケ部】京王電鉄杯1日目は1勝1敗

4月12日、第31回京王電鉄杯がトヨタ府中スポーツセンターにて行われ、専大は明大、慶大と対戦し1勝1敗で第1日を終えた。

この大会は10校がエントリーし、2つのブロックに分かれてリーグ戦を行い、最終日に違うブロックで順位が同じ大学同士が対戦し順位決定戦を行う。

専大は青学大、明大、慶大、日大と同じブロックで、今日の1日目は明大、慶大と対戦した。1試合目の明大戦は序盤から明大のディフェンスの前に得点できない時間が続き、最後まで追いつくことができずに敗戦。続く2試合目の慶大戦は序盤からミドルシュートが確率よく決まり、得点を伸ばす。中盤追いつかれて逆転されてしまう場面もあったが、冷静さを保ちすぐさまひっくり返す。リバウンドを拾い、相手にセカンドチャンスを作らせず勝利した。


スタメン(2試合目)

#7  國分大輔(経営3・名古屋大谷高)

#11 秋山熙(経営2・東海大浦安高)

#14 高澤淳(経営2・市立船橋高)

#24 田代直希(商4・東海大浦安高)

#65 佐々木健登(商2・能代工高)



1試合目

専大61(13-21、9-19、15-22、24-16)78明大


前半は果敢にドライブなどで攻めるも明大のディフェンスにことごとく止められてしまう。シュートもタフショットを強いられ得点できず苦しい展開となる。#11秋山が3Pシュートを決めるなどして点差を縮めるものの、明大にカウントプレーをされてしまうなど、第2ピリオド終盤に一気に点差を離され、22-40で前半を終える。

後半も前半同様シュートがなかなか入らない。#65佐々木のダンクシュート、#32野口夏来(1年・福大大濠高)のフリースローなどで得点するも相手のオフェンスを止められない。第4ピリオドは#32野口のダンクシュート、#24田代のカウント、3Pシュートで追い上げるも前半の得点差が響き追いつくことができずに、61-78で敗戦となった。



2試合目

専大81(21-14、19-22、24-21、17-19)76慶大


前半、第1ピリオド前半はトラベリングなどで攻撃のリズムが作れない。しかし、#14高澤の連続得点で波に乗ると、#24田代の3Pシュートなども決まりリードする。第2ピリオドは#15安保友貴(商2・能代工高)、#26砥綿啓伍(商2・能代工高)、大沢希晴(1年・長野秀英高)が活躍し、リードを保つ。中盤、パスミスから連続で失点し、34-36と逆転されてしまう場面もあったが、フリースローを落ち着いて決め、再び逆転する。40-36の4点リードで前半終了。

後半も専大ペースで試合が進む。#11秋山の速攻、#14高澤の3Pシュートなどで得点していく。第4ピリオドも#13石上潤(経済4・浜松商高)のゲームメイクで落ち着いてプレーし、リードを保ったまま試合終了。81-76で勝利した。

今日の試合は勝敗よりもどの選手がどこの場面で起用できるかを見極める試合であったように見えた。途中で出場した#15安保、#26砥綿は昨季なかなか出場機会に恵まれなかったが、慶大戦ではそれぞれ存在感を見せた。この二人と同じ2年生の#11秋山、#14高澤、#65佐々木も昨季よりも着実に成長しているように見えた。今年は2年生が専大の起爆剤になるであろう。不安点は#6渡辺竜之佑(経営3・福岡第一高)のけがであるが、あせらず、完治して万全の状態で復帰してほしいところだ。


(阿部理志・文3)


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▲#65佐々木は今年も専大のスコアラーとして期待できる。



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▲#32野口は202cmの長身を生かしたプレーで存在感を見せた。





佐々木監督のコメント

「1試合目は久しぶりの実践の舞台で慣れていない部分が出てしまった。リーグ戦でこういう入りをしないようにしたい。2試合目は練習通りできていた。何が良かったか、悪かったかをしっかりと考えていきたい。2年生は去年1年間タフなシーズンを送ってきて自信にもなっただろうし、おもいっきり自分のプレーができていた。主力としてチームの中心になってほしい。渡辺がいないので、リバウンドを全員でもぎ取るくらいの意識でやってほしい。この大会である程度試合で使う選手を見極めていく。トーナメントは謙虚にベスト4、リーグ戦は二桁勝利が目標だが、目先の試合を一つ一つ勝っていきたい。」