News

最新ニュース


2014.12.07
スピードスケート

【スピードスケート部】ジャパンカップ 1500mで近藤が優勝、新種目で小川が2位

12月7日、山梨県富士吉田市で2014/2015ジャパ;ンカップスピードスケート競技会第3戦が行われた。専大からは、男子1500mで近藤太郎(経営2・駒澤大附苫小牧高)が優勝、新種目の男子マススタートレースで小川翔也(文2・池田高)が2位となった。

 

男子500mに出場したのは今野明星(商2・池田高)、青木唯人(経営3・市立長野高)。

 自身のトップスピードに自信を持つ今野は、「いつもはスタートの出遅れをカバーするために加速に力を入れるが、今日は加速後のトップスピードを活かしきれなかった。一つずつ修正して今季最後の大会で結果を出して次に繋げたい」と意気込んだ。

 スタートの加速を得意とする青木は、「今日は100m9秒台の滑りができたので悪いものではなかった。今後もこのタイムを継続して、インカレに向けて体力と技術の向上をしていきたい」と語った。 

 

 男子1500mに出場したのは、金濱竜聖(商2・光星学院高)、松井宏佑(経済4・駒澤大附苫小牧高)、齋藤紘彬(経営3・帯広南商業高)、小坂龍(商3・白樺学園高)、池田崇将(経営2・白樺学園高)、小川翔也、近藤太郎の7人。

 金濱は、「今年は調子が良くなく滑りを何度も改善している。練習でうまくいっても大会ではうまくいかないので、今日の滑りも満足していない。今月に行われる学生スプリントでは氷を押すタイミングを意識しながら、6位入賞を目指して来年のジャパンカップで有利になるように頑張りたい」と目標を口にした。

 松井は、「今日の自分の滑りは粘り強さが出て調子が悪いなりによかった。次はインカレで総合優勝できるように4年生として後輩を支えながら、自分も優勝に貢献したい」と先を見据えた。

 斎藤は、「環境の変化についていけるだけの技術力が足りなかった。コンディションをインカレに合わせていきたい」と意気込んだ。

 小坂は、「最初の滑り出しから体がついていかなかった。ここは、まだできていない部分。練習あるのみです」と前向きに語った。

 池田は、「昨日(6日の試合)よりも動きが悪く姿勢も高くて、パワフルなスケーティングを活かしきれなかった。今日の課題を踏まえてインカレではしっかりと姿勢を低くテクニックも加えて上位を狙いたい」とレースを振り返った。

 小川は、「外のリンクでの大会は久々で体が冷え切っていてレース後半で粘り切れなかった。インカレの会場も外なので慣れていたい。今後は積極的に大会に挑戦していき、世界選手権ではワールドカップ代表に選ばれるように頑張りたい」と意気込んだ。


男子マススタートレースに出場したのは、小川翔也、小坂龍、池田崇将。

2位入賞の小川は、「今回2位になれたことは大きい。今まで無かった種目だったので、どんなレース展開をするか今後も工夫したい。周回ごとに違うレース展開なので、パフォーマンス向上に向けてそれぞれに自分の持ち味がでるようにしていきたい。1500mと5000mをしっかり滑れるようになった上でマススタートをうまく滑れるようになりたい」と語った。

※マススタートレース 3回の中間スプリントと最終スプリントの順位に応じてポイントが得られ、合計ポイントを競う。2018年冬季オリンピックで公式種目になる。ジャパンカップでは2度目の試合。

(宇佐美 春那・文1)